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ヒマラヤ巡礼
神々の座と秘境に生きる民
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2018年1月
- 書店発売日
- 2018年1月20日
- 登録日
- 2018年1月6日
- 最終更新日
- 2025年7月23日
書評掲載情報
| 2018-01-28 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
世界最高峰の山々の荘厳さと,秘境に生きる人々を生き生きと捉えた写真集。
61歳にて,長年夢見たチベット・ヒマラヤへ。以降,エベレスト,カンチェンジュンガ,マナスル,ドルポなどネパールを中心とするヒマラヤ山脈のほぼ全域を踏破。現地の自然と生活に密着した延べ450日・2700キロに及ぶ山旅の記録。
目次
温かい心の結晶 刊行に寄せて[大矢高暉]
スークーニャン山地
シッキムヒマラヤ
カンチェンジュンガ山群
旧エベレスト街道の村々からピケピークへ
エベレスト街道
メラピーク登山
ランタン山城
マナスルへの道
アンナプルナ周遊&内院
ダウラギリ周遊
ジョムソン街道(旧塩の道)
ムスタン
最奥の秘境DOLPO(ドルポ)
カイラス巡礼
チョモランマへの道
桃源郷フンザのカラコルム
*
メラピーク登頂記[2001.4.29-5.18]
ヒマラヤ最奥の秘境・DOLPO踏破400km[2008.9.18-10.21]
中央ヒマラヤの北部辺境を行く(ムスタン~マナン~ナル~プー・ガオン)[2010.7.7-8.9]
PART-1 ムスタンの旅
PART-2 テリ・ラへの挑戦と転進
PART-3 北の辺境プー・ガオンへ
あとがき
前書きなど
ヒマラヤと聞けば,一般的には高峰群連なる雪の世界しかイメージされないかも知れない。しかしその山麓は,東方の亜熱帯の森から,西方・北方の乾燥地帯まで自然の変化も大きく,その地域に応じた多数の民族が生活している。
当初は神々の座を眺めて感動する旅だったが,だんだんと秘境の民族と生活に惹かれるようになった。厳しい自然の中で生活している人々の強さ,優しさ,それの支えとなっている信仰心(チベット仏教),家族や近隣の人々との絆など人間の幸せの原点を見る思いだった。またそれは,自分の子供時代の農村風景,生活への郷愁を誘い,生活は厳しいながらもそれを感じさせぬ幸せな時代だったことを思い起こさせてくれた。
そういう感慨や充実感が,次々と厳しい修行のような旅を乗り越えさせた。──「あとがき」より
上記内容は本書刊行時のものです。
