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中国の古橋 榊 晃弘(著) - 花乱社
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中国の古橋 悠久の時を超えて

発行:花乱社
A4変型判
160ページ
上製
価格 5,200円+税
ISBN
978-4-905327-55-4
Cコード
C0072
一般 単行本 写真・工芸
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年3月
書店発売日
登録日
2016年2月10日
最終更新日
2016年3月18日
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書評掲載情報

2016-04-17 読売新聞
評者: 出口治明(ライフネット生命保険会長兼CEO)
2016-04-03 東京新聞/中日新聞

紹介

代表作『眼鏡橋』,『ローマ橋と南欧石橋紀行』をへて,そのルーツを求めて中国へ。
大陸の自然と風土に根差し,見事な多様性を示す中国の古橋,紀元前創建から清代までの代表的な古橋165カ所・240点を初めて紹介する。
世界一美しいといわれる盧溝橋,中国現存最古とされる趙州橋,全長411メートルのアーチ橋・万年橋など圧倒的スケールを持つ橋,庶民の暮らしと往来を支えてきた吊り橋や風雨橋──
一つ一つの特徴的な構造や周辺景観のみならず,様々な物語を秘めつつ水面に長い歳月を映して佇む橋の全体像を捉えた,“橋”の写真家・榊晃弘渾身の作。
■橋の所在地,創建・改修時期,橋のデータやエピソードを記載。

目次

1.浙江省 2.上海市 3.江蘇省 4.山東省 5.河北省 6.北京市 7.天津市 8.遼寧省 9.山西省 10.河南省 11.安徽省 12.湖北省 13.陝西省 14.福建省 15.江西省 16.広東省 17.湖南省 18.貴州省 19.広西チワン族自治区 20.雲南省 21.四川省

前書きなど

■「撮影後記」より抜粋
 中国は中世まで,「世界の橋梁王国」といわれるほど,アーチ橋をはじめ,さまざまな橋を生み出してきた。いずれも中国の風土に根ざした暮らしのための橋である。
 中国の橋を取材して感じたのは,橋の多様性は勿論のこと,そのスケールの大きさだった。例えば,石梁橋では全長3500メートルの避塘橋,石造アーチ橋では411mの万年橋,吊り橋では支柱のない103メートルの蘆定橋,風雨橋では125メートルの永和橋,他に136メートルの仕水碇歩橋など。ローマ橋の取材で橋の大きさには慣れていたつもりだったが,中国の橋のスケールは私の想像をはるかに超えていた。
   
■片寄俊秀氏「古橋を求めて南船北馬」より抜粋
 本書は中国各地の古橋を訪ねて,人が自然とどのように関わってきたかを写真に表現した稀に見る芸術作品である。加えて中国全土の数多ある古橋の中から,著者が周到な調査と準備を重ね,確かな眼力で選りすぐった数々を一挙に紹介したという点で,きわめて高い資料価値がある。
 一枚一枚の写真には,榊さんの思いと深い愛情が込められている。どの古橋も生き生きとしているのは,今も現役で人々の暮らしをしっかりと支えているからであるが,その表情をこれだけ美しく引き出したのはまさに写真家としての力量である。
   

著者プロフィール

榊 晃弘  (サカキ テルヒロ)  (

写真家。1935年,福岡市に生まれる。1954年,福岡県立修猷館高等学校卒業。1958年,西南学院大学商学部卒業。日本写真協会新人賞及び年度賞,土木学会著作賞ほか受賞多数。(公社)日本写真協会会員,(公社)福岡県美術協会名誉会員,福岡文化連盟理事
■写真集
『装飾古墳』朝日新聞社,1972年
『装飾古墳』泰流社,1977年
『眼鏡橋』葦書房,1983年
『九州・沖縄 歴史の町並み』東方出版,2001年
『薩摩の田の神さぁ』東方出版,2003年
『ローマ橋と南欧石橋紀行』かたりべ文庫,2006年
『万葉のこころ─筑紫路逍遥』海鳥社,2008年

上記内容は本書刊行時のものです。