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マルクスの恐慌論 大谷禎之介(編集) - 桜井書店
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マルクスの恐慌論 (マルクスノキョウコウロン) 久留間鮫造編『マルクス経済学レキシコン』を軸に (クルマサメゾウヘンマルクスケイザイガクレキシコンヲジクニ)

社会科学
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発行:桜井書店
A5判
縦217mm 横162mm 厚さ44mm
重さ 1185g
772ページ
定価 8,600円+税
ISBN
978-4-905261-43-8   COPY
ISBN 13
9784905261438   COPY
ISBN 10h
4-905261-43-0   COPY
ISBN 10
4905261430   COPY
出版者記号
905261   COPY
Cコード
C3033  
3:専門 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年10月25日
書店発売日
登録日
2019年9月30日
最終更新日
2019年10月2日
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紹介

本書によって、久留間のマルクス恐慌論理解がどのようなものであり、科学的遺産としてどのように受け継がれる可能性をもっているか、ということが一望できるようになった、と編者たちは確信している。と同時に、本書を通じて読者は、マルクスが恐慌をどのように見ており、『資本論』で恐慌をどのように解明したのか、ということもまた、よく読み取られることであろう。(2019年4月4日 大谷禎之介)

目次

第1部 『マルクス経済学レキシコン』恐慌篇を編む
  第1章 『マルクス経済学レキシコン』「恐慌I」をめぐって(大谷禎之介)
  第2章 『マルクス経済学レキシコン』「恐慌II」の編集にあたって(久留間鮫造)
  第3章 『マルクス経済学レキシコン』「恐慌III」の編集にあたって(久留間鮫造)
  第4章 『マルクス経済学レキシコン』「恐慌IV」の編集にあたって(久留間鮫造)
第2部 マルクスによる恐慌・産業循環の理論的展開を跡づける
 第1篇 資本の流通過程における恐慌の可能性の発展
  第5章 高田博士の蓄積理論の一考察(久留間鮫造)
  第6章 高田博士による蓄積理論の修正(久留間鮫造)
  第7章 「内在的矛盾」の問題を「再生産論」に属せしめる見解の一論拠について(大谷禎之介)
  第8章 恐慌論体系の展開方法について(1)(久留間鮫造)
  第9章 資本の流通過程と恐慌(大谷禎之介)
  第10章 恐慌論体系の展開方法について(2)(久留間鮫造)
  第11章 『資本論』第2部第3篇の課題と恐慌論との関連についての一考察(前畑憲子)
  第12章 「betrachtenすべき」は「再生産過程の攪乱」か「第3部第7章」か(大谷禎之介)
  第13章 再生産論と恐慌論との関連をめぐる若干の問題について(大谷禎之介)
  第14章 「単純再生産から拡大再生産への移行」についてのエンゲルスの書き入れをめぐって(前畑憲子)
  第15章 いわゆる「拡大再生産出発表式の困難」について(前畑憲子)
  第16章 「ではけっしてない(nie)」か「でしかない(nur)」か(大谷禎之介)
 第2篇 資本主義的生産の矛盾と恐慌
  第17章 利潤率の傾向的低下法則と恐慌(前畑憲子)
  第18章 「利潤率の傾向的低下法則」と「資本の絶対的過剰生産」(前畑憲子)
  第19章 利潤率の傾向的低下法則と恐慌(前畑憲子)
  第20章 『資本論』第3部第3篇草稿の課題と意義(宮田惟史)
 第3篇 信用と恐慌
  第21章 「マルクス信用論」における草稿研究の意義(小西一雄)
  第22章  マルクス信用論の課題と展開(宮田惟史)
  第23章 『資本論』の恐慌・信用の理論と現代(小西一雄)

 あとがきにかえて(前畑憲子)
 あとがき(大谷禎之介)

 「学問的に、だからまた実践的に」:追悼 大谷禎之介先生(前畑憲子・小西一雄・宮田惟史)

著者プロフィール

大谷禎之介  (オオタニテイノスケ)  (編集

1934年生まれ
国際マルクス=エンゲルス財団編集委員(1992~2019年)
経済理論学会代表幹事(2001~2007年)
法政大学名誉教授(2005~2019年)
2019年4月29日死去

前畑憲子  (マエハタノリコ)  (編集

1947年生まれ
立教大学名誉教授

久留間鮫造  (クルマサメゾウ)  (著/文

1893年生まれ
大原社会問題研究所所長(1949~1966年)
法政大学名誉教授(1964~1982年)
1982年10月20日死去

小西一雄  (コニシカズオ)  (著/文

1948年生まれ
立教大学名誉教授
東京交通短期大学名誉教授

宮田惟史  (ミヤタコレフミ)  (著/文

1983年生まれ
駒澤大学経済学部准教授

上記内容は本書刊行時のものです。