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ギークに銃はいらない 斧田小夜(著/文) - 破滅派
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ギークに銃はいらない (ギークニジュウハイラナイ)

文芸
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発行:破滅派
四六判
304ページ
上製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-905197-04-1   COPY
ISBN 13
9784905197041   COPY
ISBN 10h
4-905197-04-X   COPY
ISBN 10
490519704X   COPY
出版者記号
905197   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年7月20日
書店発売日
登録日
2022年4月3日
最終更新日
2022年6月29日
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紹介

「破滅派のル=グウィン」と呼ばれるほどの実力派にして、シリコンバレーなど海外でプログラマとして働いた経験をもつ現役のソフトウェアエンジニアによるSF短編集。第3回ゲンロンSF新人賞優秀賞受賞作ほか、全四篇を収録。

【収録作】

「ギークに銃はいらない」
銃なんかなくたって、俺たちは世界を殺せる。だろ? ディランはきまってそんなふうに言った。腐ったハンバーガーみたいな青春だけど、僕たちには一つだけ救いがある。ここ、北カリフォルニアで、ギークは神だからだ――ナードに位置付けられた少年たちのホワイトハッカー小説。

「眠れぬ夜のバックファイア」
家族と元恋人をめぐるトラウマから眠ることのできなくなったヨウは入眠装置In:Dreamを使って安眠を求める。スタートアップ事情を活写したリアルテック✕解毒SF。

「春を負う」/「冬を牽く」
ル=グウィン『闇の左手』を思わせる、厳しい冬が支配する《ヌビヤク》の高山地帯を舞台に、季節を運ぶ《交易びと》と祭祀長《チェギ・ルト》になることを運命づけられた少年の交流を描くスペキュレイティブ・フィクション連作。

【推薦コメント】

世界というのはいつだって理不尽で、生きるということはいつだって不如意なものだ。それはもう、そういうものなのだからしかたない。
斧田小夜の書くSFは、閉じられた世界の中で苦しさを噛みしめながら生きる人間を、いつも静かに見つめている。
閉じた世界の中にもときおり光が射すことがある。その光には世界を変えるほどの力はないかもしれないけれど、そのかすかな光の美しさを、斧田小夜は決して見逃さないのだ。
――pha(ブロガー・作家・元「日本一有名なニート」・「ギークハウスプロジェクト」発起人)

日本SF第七世代の牽引者となることを望みたい。
――大森望(翻訳家・SFアンソロジスト)※河出文庫『NOVA 2021年夏号』より

主人公のからだが血をしぼりだすようにしてまったくあらたな解決法を発見する。これはSF的なロジック、サスペンスの解決、作品の主題を同時に満足させることを目指し、じつに見事に達成した作品です。
――飛浩隆(作家)※第3回ゲンロンSF新人賞選評より

目次

・ギークに銃はいらない
・眠れぬ夜のバックファイア(第3回ゲンロンSF新人賞優秀賞受賞作「バックファイア」を改題)
・春を負う
・冬を牽く

版元から一言

3冊以上のご注文でPOPをおつけします。
※なくなり次第終了
注文FAXは以下ご利用ください。
https://minico.me/wp-content/uploads/2022/04/49fc31334639a8ee6a00cfedde8711a1.pdf

著者プロフィール

斧田小夜  (オノダサヨ)  (著/文

千葉県成田市出身。東京大学大学院情報理工学系研究科修了。
米国シリコンバレーのスタートアップをはじめ、英国、中国など数カ国でソフトウェアエンジニアとして勤務。
「飲鴆止渇」で第10回創元SF短編賞優秀賞を受賞しデビュー。

上記内容は本書刊行時のものです。