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震災学 vol.17 いとうせいこう(著/文) - 東北学院大学
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震災学 vol.17 (シンサイガク ボリュームジュウシチ)

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A5判
260ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-904863-79-4   COPY
ISBN 13
9784904863794   COPY
ISBN 10h
4-904863-79-8   COPY
ISBN 10
4904863798   COPY
出版者記号
904863   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年4月13日
書店発売日
登録日
2023年3月25日
最終更新日
2023年4月14日
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紹介

特集「『震災学』の10年」。東日本大震災から浮かびあがる問いを被災地・仙台から10年にわたり発信してきた本誌。いとうせいこう氏を迎えた巻頭特別座談会「〈震災学〉から〈被災学〉へ」をはじめ、これまでを振り返るとともに未来への災害伝承と減災について問う。共に仙台出身の作家・佐藤厚志(『荒地の家族』で第168回芥川賞受賞)と石沢麻依(『貝に続く場所にて』で第165回芥川賞受賞)、盛岡在住の木村紅美の三氏によるロングインタビューも収録。

目次

【第1章 交響する震災学】
[巻頭特別座談会]〈震災学〉から〈被災学〉へ/いとうせいこう×大西晴樹×坂本泰伸
[座談会]『震災学』10年を語る/佐々木俊三×大西晴樹×阿部重樹×坂本泰伸
[特別インタビュー]防災・減災の実践とは何か 東北大学災害科学国際研究所と『震災学』/今村文彦
『震災学』からの展望◎〈議論空間〉としての『震災学』――多様な領域から各地の災害を捉え直した、その先へ/齊藤康則◎「海辺を巡る自然とヒトと私」の12年/平吹喜彦◎女川町での子どもの運動支援についての執筆経験から/岡﨑勘造
【第2章 12年の歩み】
災害と皇室 その表象 〈痛み〉への寄り添い/死者への〈悼み〉/茂木謙之介
東北学院大学「震災の記録プロジェクト」は何を問うたのか 学生の創造的価値/金菱清
被災地のミュージアムの歩みをふりかえる 〈不要不急〉の仕事が果たす役割/三上満良
〈石巻まちの本棚〉の10年 一箱本送り隊の活動を通して/南陀楼綾繁
【第3章 伝承は可能か】
集合的トラウマと災害伝承 鉱山ダム決壊から半世紀後のバッファロー・クリーク/高原耕平
記憶と想起の作法――なまえをめぐるダイアログ 日本災害復興学会助成「上手な思い出し方研究会」中間報告/高原耕平◎奥堀亜紀子◎ゲルスタ・ユリア◎定池祐季◎古関良行
〈震災伝承〉が問いかけるもの 持続的な取り組みのために/武田真一
東日本大震災慰霊碑100基を訪ねて 悼みと祈りを未来へつなぐ/植田辰年
関東大震災とカルピス 救援物資の〈白い水〉が国民飲料となるまで/山川徹
それぞれの関東大震災――百年後に思うこと 怪談文芸が生まれるとき/東雅夫
【第4章 震災と文学】
『荒地の家族』とその前、その後/佐藤厚志
新芥川賞作家あれこれの記/阿曽恵
記憶のパッチワークを携えて/石沢麻依
小説が生まれるまでの時間/木村紅美
【第5章 仙台短編文学賞】
第6回仙台短編文学賞受賞作発表 この1年の振り返りとともに/川元茂
[選評]東北学院大学賞◎大西晴樹/仙台市長賞◎郡和子
受賞の言葉――二之部右京/大久保蓮
「竹」二之部右京
「世界が終わる日」大久保蓮
「こたえあわせつづく」森川樹

上記内容は本書刊行時のものです。