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出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト 書店
地方小|八木|子どもの文化
直接取引:
あり
完全版 土地
巻次:16
四六判
縦194mm
横132mm
厚さ26mm
412ページ
上製
価格
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年6月30日
- 書店発売日
- 2022年6月30日
- 登録日
- 2022年5月31日
- 最終更新日
- 2022年12月20日
紹介
韓国における女性作家の草分け 朴景利による大河小説『土地』第五部始動!
韓国の国民的大河小説であり、たびたびドラマ化もされている朴景利作『土地』は、朝鮮半島・日本・旧満州の近代史を経糸に、その時代に翻弄される様々な人々の日常から生まれる愛と恋・葛藤・悲しみ・喜び・苦難を横糸に織り成す、全五部・20巻の壮大なタペストリーです。
今回の16巻から始まる第五部では、1940年から1945年まで、朝鮮が日本の敗戦により植民地支配から解放されるまでの日々が描かれていきます。
16巻 あらすじ
同郷の友であり同志であった寛洙が牡丹江で病死したことで、吉祥は自分の生き方を見つめ直す。
主治医だった朴医師の死に衝撃を受けた西姫は、心の奥底に秘めていた思いに気づく。二人は互いの存在が束縛であったことを初めて認め合う。寛洙の死は家族を再会させ、新たな絆をもたらした。
還国は家庭を持ち新進気鋭の画家となり、李家に戸籍を移した良絃は女医専に学んでいる。西姫は允国と良絃について意外なことを言い出す。
日本は日中戦争の泥沼から抜け出せず、物資が不足して生活は不便になるばかりだ。朝鮮語の言論は弾圧され、志願兵、創氏改名など新たな制度で朝鮮の人々はますます生きづらくなっている。
目次
第五部 第一篇 魂魄の帰郷
一章 新京の月
二章 踊るコウモリたち
三章 蟾津江の岸辺で
四章 モンチの夢
五章 観音菩薩像
訳注
訳者解説
上記内容は本書刊行時のものです。