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【昭和歌謡で解き明かす漢字のヒミツ】感ジテ!漢詩
発行:游学社
四六判
224ページ
価格
1,300円+税
- 初版年月日
- 2016年10月
- 書店発売日
- 2016年11月4日
- 登録日
- 2016年8月4日
- 最終更新日
- 2017年5月9日
紹介
著者が選んだ漢詩を、サザンや長渕剛、中島みゆきからさだまさしまなど具体的な昭和歌謡(Jポップ)のイメージを重ねて、漢詩の面白さを解説し味合わせてくれます。有名な杜甫や白居易だけでなく、無名な日本人の漢詩にも光を当ていることに〝ああ、なるほど,そうだったのか〟と思れるかも知れません。
前書きなど
漢詩は心が通じそうもない宇宙人によって作られたものではない。漢詩を作った人々は、悲しみ、笑い、愛し、怒り、そして何かを楽しんだ。我々現代人と少しも側ラム生活を、日々送っていた人たちだった……。漢詩は古代から現代にいたるまでの、時間と空間を越えたコミュニケーション。グローバル化と言われる現代、最も必要なことは、あらゆる方法で相手に気持ちをきちんと伝えることだろう。昔の人がやってきた「詩」によるコミュニケーションが、どのようにして始まったのかを知れば、漢詩だけでなく現代にもつながる中国の理解も深まるに違いない。今こそ漢詩に積もり積もった埃をぬぐい去り、その深さ、面白さを発見するときではないかと思うのである。
版元から一言
漢詩は難しいし、インテリのもの。そう考える人にぜひ試して欲しい。漢詩と同じ雰囲気を持つ歌謡曲を思い浮かべ、歌うように読む。心をシンクロさせる。そうすれば漢詩の面白さが見えてくる…。
上記内容は本書刊行時のものです。