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下町からの戦後70年談話 天ぷら油がスカイツリーを灯す日 染谷武男(著) - 游学社
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下町からの戦後70年談話 天ぷら油がスカイツリーを灯す日 (シタマチカラノセンゴナナジュウネンダンワ テンプラアブラガスカイツリーヲトモスヒ)

社会一般
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発行:游学社
A5判
68ページ
並製
定価 600円+税
ISBN
978-4-904827-31-4   COPY
ISBN 13
9784904827314   COPY
ISBN 10h
4-904827-31-7   COPY
ISBN 10
4904827317   COPY
出版者記号
904827   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2015年4月
書店発売日
登録日
2015年3月16日
最終更新日
2015年4月10日
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目次

第1章【マンガ・前編】下町で天ぷら油の回収一筋70年!
第2章【マンガ・後編】これからのエネルギーは地産地消!
第3章【下町からの戦後70年談話】台所油田から世界平和を

版元から一言

下町・墨田からエネルギー改革を巻き起こして来た染谷さん。エコやリサイクルといった言葉が流行するはるか前から、天ぷら油の回収業を営み、廃食油の資源化に携わって来ました。時代は変わり、安い油脂が大量に輸入されて行き場のなくなった廃食油。苦境の時こそアイディアを生かすとき、染谷さんの頭に「バイオディーゼル燃料化」という構想がひらめき、実現化、エネルギー業界に一石を投じます。家庭から出る天ぷら油、捨てれば環境を汚すゴミだけれども、回収すればエネルギー資源。家庭の台所は、資源の宝庫、東京には大油田が眠っているよ。そんな染谷さんのユニークな取り組みを、小学生や中学生にも読みやすいマンガにまとめました。触媒を使って化学反応を起こしてディーゼル燃料化するのではなく、ストレートの天ぷら油をそのまま使用する発電機の開発など、近年の取り組みも紹介。平和で持続可能な世界のために、下町から発表するユニークな戦後70年談話です。

著者プロフィール

染谷武男  (ソメヤタケオ)  (

1936年、墨田区で定食屋を営む良心のもとに長男として生まれる。東京大空襲で家も店も全焼、裸一貫となった父は戦後、油かす回収の仕事を始める。武男も定時制高校に通いながら父親の仕事を手伝う。武男が25歳の時に父が病死、武男が事業を引き継ぐ事に。以来、地元墨田で廃食油の回収と精製を手がけて数十年、大豆油で車が走るという米国のニュースに着想を得て、天ぷら油からバイオディーゼル燃料を生成することに成功する。名付けてVDF(Vegegable Diesel Fuel)もしくはBDF(Bio Diesel Fuel)。その後も、天ぷら油で日本のエネルギー改革を巻き起こすべく東奔西走。今は第一線を娘たち次の世代にゆずったものの、東北被災地に山積する課題や原発再稼働問題、集団的自衛権容認などに揺れる日本を暗示、平和で持続可能な地球のために、下町・墨田で自分ができることをやろうと日々奮闘中。

上記内容は本書刊行時のものです。