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迷宮と宇宙 安藤 礼二(著/文) - 羽鳥書店
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迷宮と宇宙 (メイキュウトウチュウ)

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発行:羽鳥書店
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ29mm
320ページ
上製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-904702-80-2   COPY
ISBN 13
9784904702802   COPY
ISBN 10h
4-904702-80-8   COPY
ISBN 10
4904702808   COPY
出版者記号
904702   COPY
Cコード
C0090  
0:一般 0:単行本 90:文学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年11月15日
書店発売日
登録日
2019年9月20日
最終更新日
2020年1月8日
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書評掲載情報

2019-11-03 毎日新聞  朝刊
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紹介

文芸批評の集大成。現世と幽冥を行き来する者たちの、壮大な文学史。平田篤胤とエドガー・アラン・ポーをめぐる「二つの『死者の書』」から始まり、ポーの多面性を繙きながら、鏡花、谷崎、土方、乱歩、三島、澁澤へと論が展開する「I 迷宮と宇宙」6編。折口を通底におきながら、賢治と久作を手繰りよせる「II 胎児の夢」2編。最後に、ポーからボードレールに及ぶ1編「III 批評とは何か」で、「解釈」(翻訳)そして「創作」について分析し、批評の世界を切り拓く。

目次

Ⅰ 迷宮と宇宙
 二つの『死者の書』――平田篤胤とエドガー・アラン・ポー
 輪舞するオブジェ――泉鏡花『草迷宮』をめぐって
 人魚の嘆き――谷崎潤一郎の「母」
 肉体の叛乱――土方巽と江戸川乱歩
 夢の織物――三島由紀夫『豊饒の海』の起源
 未生の卵――澁澤龍彦『高丘親王航海記』の彼方へ
Ⅱ 胎児の夢
 多様なるものの一元論――ラフカディオ・ハーンと折口信夫
 胎児の夢――宮沢賢治と夢野久作
Ⅲ 批評とは何か
 批評とは何か――照応と類似

後記/人名索引/文献一覧

著者プロフィール

安藤 礼二  (アンドウ レイジ)  (著/文

1967年、東京都生まれ。文芸評論家、多摩美術大学美術学部教授。
[主要著書]『神々の闘争 折口信夫論』(講談社)芸術選奨文部科学大臣賞、『近代論 危機の時代のアルシーヴ』(NTT出版)、『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社)大江健三郎賞・伊藤整文学賞、『霊獣「死者の書」完結篇』(新潮社)、『場所と産霊近代日本思想史』(講談社)、『たそがれの国』(筑摩書房)、『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』(文藝春秋)、『折口信夫』(講談社)角川財団学芸賞・サントリー学芸賞、『大拙』(講談社)、近刊に『列島祝祭論』(作品社)。

上記内容は本書刊行時のものです。