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出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ニ|楽天|日貿 書店
大学|八木|子どもの文化
直接取引:
あり
迷宮と宇宙
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ29mm
320ページ
上製
定価
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年11月15日
- 書店発売日
- 2019年11月15日
- 登録日
- 2019年9月20日
- 最終更新日
- 2020年1月8日
書評掲載情報
2019-11-03 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
文芸批評の集大成。現世と幽冥を行き来する者たちの、壮大な文学史。平田篤胤とエドガー・アラン・ポーをめぐる「二つの『死者の書』」から始まり、ポーの多面性を繙きながら、鏡花、谷崎、土方、乱歩、三島、澁澤へと論が展開する「I 迷宮と宇宙」6編。折口を通底におきながら、賢治と久作を手繰りよせる「II 胎児の夢」2編。最後に、ポーからボードレールに及ぶ1編「III 批評とは何か」で、「解釈」(翻訳)そして「創作」について分析し、批評の世界を切り拓く。
目次
Ⅰ 迷宮と宇宙
二つの『死者の書』――平田篤胤とエドガー・アラン・ポー
輪舞するオブジェ――泉鏡花『草迷宮』をめぐって
人魚の嘆き――谷崎潤一郎の「母」
肉体の叛乱――土方巽と江戸川乱歩
夢の織物――三島由紀夫『豊饒の海』の起源
未生の卵――澁澤龍彦『高丘親王航海記』の彼方へ
Ⅱ 胎児の夢
多様なるものの一元論――ラフカディオ・ハーンと折口信夫
胎児の夢――宮沢賢治と夢野久作
Ⅲ 批評とは何か
批評とは何か――照応と類似
後記/人名索引/文献一覧
上記内容は本書刊行時のものです。