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在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり
裁判官は劣化しているのか
四六判
168ページ
並製
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年2月22日
- 書店発売日
- 2019年2月25日
- 登録日
- 2019年1月9日
- 最終更新日
- 2019年2月24日
紹介
裁判所の内部で何が起こっているのか? 現役判事による異色のエッセイ。裁判官の「智」を支えるシステムを、自らの経験をもとに解説。国民が知るべき裁判所・裁判官の世界を分かりやすく紹介する。
目次
プロローグ
1章 思い出話を通じて昔の裁判所を知ろう
寺子屋と要件事実マニュアル/25年前の裁判所/対照的であった東京地裁と1人支部/ホームページと要件事実マニュアル/刑事裁判官から家事裁判官へ/人気サイトの閉鎖の理由/基督と一つになる
2章 昔の裁判官の「智」を支えたシステムを知ろう
請求権の物語/主張しなければ負けというルール/学界と実務界との間にある「ものすごく深い溝」/「智」の結集/ガラパゴス要件事実/司法研修所の要件事実/要件事実教育
3章 裁判官を劣化させる要因を知ろう
裁判官の劣化が疑われている/飲みニケーションの消滅/旧様式判決から新様式判決へ/「要件事実」教育/議論が苦手なコピペ裁判官/ハマキョウレックス判決の衝撃/ようやく動き出した裁判所当局
4章 裁判官を劣化させない方策を考えよう
全てを背負わされた裁判長/何も教わっていない裁判官/司法修習中に勉強しておくしかない/司法の本質論・役割論を理解していない裁判官
あとがき
版元から一言
「要件事実」の第一人者である岡口基一さんは、現役の裁判官でありながら、これまでもSNSなどで外への情報発信を積極的に行ってきました。実務書以外では、本書が初めての著書。
上記内容は本書刊行時のものです。