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トム・ウェイツが語るトム・ウェイツ
アルバム別インタビュー集成
- 書店発売日
- 2018年1月22日
- 登録日
- 2018年1月12日
- 最終更新日
- 2018年1月12日
書評掲載情報
2018-03-11 |
朝日新聞
朝刊 評者: 細野晴臣(音楽家) |
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紹介
40年以上に渡り、音楽性とペルソナを変え時代に影響を与え続け、地球上で最も偉大なエンターテイナーの一人にして、アメリカが誇る鬼才・トム・ウェイツ。
ボブ・ディランと並ぶロック界古参の最重要人物であり、ノーベル文学賞 カズオ・イシグロの『日の名残り』の完成にインスピレーションを与えた男でもある。本書は、彼がこれまでメディアに語った500以上のインタビューの中から50以上を厳選してアルバム別に編纂した貴重インタビュー集。
時代の目まぐるしい変化に迎合することも、気まぐれなレコード会社の操り人形になることもなく、アルバムごとに独特の世界を構築してきた“トム・ウェイツの本質"が浮かびあがる。自身の発言によるインタビューから読み解く、トム・ウェイツ資料の決定版。天才吟遊詩人の言霊を訊け!
目次
◎イントロダクション
◎Closing Time|クロージング・タイム (1973)
・トム・ウェイツに聞く
・用心棒からステージ、そして路上へ
◎The Heart of Saturday Night|土曜日の夜 (1974)
・ロサンゼルスは詩だ [他]
◎Nighthawks at The Diner|娼婦たちの晩餐
・トム・ウェイツ─ストリートに寄り添いながら [他]
◎Small Change|スモール・チェンジ
・トム・ウェイツ、ペイスティとGストリング [他]
◎Foreign Affairs|異国の出来事
・トム・ウェイツ、ストリートを語る [他]
◎Blue Valentine|ブルー・ヴァレンタイン(1978)
・リッキー・リー・ジョーンズ、新しい家族を語る [他] ◎Heartattack and Vine|ハートアタック・アンド・ヴァイン(1980)
・《ハートアタック・アンド・ヴァイン》~エレクトラ・レコードによるプロモーション用インタビュー [他]
◎One from the Heart|ワン・フロム・ザ・ハート(1982)
・「シンプルなラブストーリー」
◎Swordfishtrombones|ソードフィッシュトロンボーン(1983)
・トム・ウェイツと語る 《ソードフィッシュトロンボーン》
・バグパイプとソングライティング~「ビートは死なず」 [他]
◎Rain Dogs|レイン・ドッグ(1985)
・「ごろつきのサルタン」
・「ウェイツ、異常な行動の利点について」 [他]
◎Franks Wild Years|フランクス・ワイルド・イヤーズ(1987)
・《ボーホー・ブルース》
・ウェイツ、ボイス・コントロールについて語る [他]
◎Big Time|ビッグ・タイム(1988)
・ウェイツ、スポットライトを浴びることについて
・ウェイツ、曲作りのプロセスについて語る [他]
◎Bone Machine|ボーン・マシーン(1992)
・ウェイツの、嘘について
・作曲家、ミュージシャン、パフォーマー、俳優:トム・ウェイツはルネッサンスマンだ。 [他]
◎Black Rider|ブラック・ライダー(1993)
・ウェイツ、バロウズについて、バロウズ、ウェイツについて語る
・ウェイツ、ウォーターフォンについて語る [他]
◎Mule Variations|ミュール・ヴァリエイションズ(1993)
・「ホーボー・サピエンス」
・「トム・ウェイツ、矢の如し」 [他]
◎Alice|アリス / Blood Money|ブラッド・マネー(2002)
・トム・ウェイツ、サウンド作りについて語る
・ホーボー、家に帰る [他] ◎Real Gone|リアル・ゴーン(2004)
・世界のどこかから聞こえる最後の呼び声
・トム・ウェイツは語る [他]
◎Orphans: Brawlers, Bawlers & Bastards|オーファンズ:ブローラーズ、ボーラーズ&バスターズ(2006)
・トム・ウェイツ:コール・アンド・レスポンス [他]
◎訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。