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音楽療法の必須100曲 高齢者編 菅田文子(編著) - あおぞら音楽社
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弾き語りキーボード・セッション1

音楽療法の必須100曲 高齢者編

A4判
縦297mm 横210mm 厚さ17mm
重さ 820g
224ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-904437-03-2
Cコード
C3073
専門 単行本 音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2009年9月
書店発売日
登録日
2015年6月4日
最終更新日
2015年6月4日
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紹介

高齢者の集まる場で歌の時間を担当するすべての介護職員、音楽療法士、
作業療法士、音楽訪問スタッフ、音楽ボランティアなどの方々に。
とりわけ後期高齢者の現場で歌われる定番曲100曲を選び、
高齢者の声域に合わせたキーに移調した初の全曲伴奏譜です。
現場の61鍵キーボード用に音の響きを配慮し、シンプルな伴奏で効果の高いアレンジです。
高齢者の「あの時代」にすぐ話を合わせられるよう、
曲ごとに「回想キーワード」および「トーク例」を付けました。
「この曲が発表されたこの年は」の世相ひとくちメモで明治・大正・昭和の話題通にも。
40曲にベル譜が付き、美しいベル合奏を易しい奏法で楽しめます。

目次

・音楽療法士に求められる伴奏とは
・キーボードとピアノを弾き分けよう!
―――見た目は似ていますが違う楽器です
・歌に合わせてベル活動と手あそびを

●《春》●
1春よ来い ☆ ※以下、☆のある40曲はベル譜付き (作曲: 弘田龍太郎 作詞: 相馬御風)
2早春賦 ☆ (作曲: 中田章 作詞: 吉丸一昌)
3荒城の月 (作曲: 滝廉太郎 作詞: 土井晩翠)
4うれしいひなまつり (作曲: 河村光陽 作詞: サトウハチロー)
5おぼろ月夜 (作曲: 岡野貞一 作詞: 高野辰之)
6北国の春 (作曲: 遠藤実 作詞: いではく)
7どこかで春が (作曲: 草川信 作詞: 百田宗治)
8仰げば尊し ☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
9春が来た ☆ (作曲: 岡野貞一 作詞: 高野辰之)
10花 (作曲: 滝廉太郎 作詞: 武島羽衣)
11さくら (作曲: 日本古謡 作詞: 日本古謡)
12春の小川 ☆ (作曲: 岡野貞一 作詞: 高野辰之)
13春の唄 (作曲: 草川信 作詞: 野口雨情)
14鯉のぼり(甍の波と・・・) ☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
15こいのぼり(屋根より・・・) ☆ (作曲: 小出浩平 作詞: 近藤美那子)
16背くらべ (作曲: 中山晋平 作詞: 海野厚)
17みかんの花咲く丘 ☆ (作曲: 海沼実 作詞: 加藤省吾)
18青い山脈 (作曲: 服部良一 作詞: 西條八十)

●《夏》●
19茶摘み ☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
20夏は来ぬ ☆ (作曲: 小山作之助 作詞: 佐々木信綱)
21かもめの水兵さん ☆ (作曲: 河村光陽 作詞: 武内俊子)
22あめふり ☆ (作曲: 中山晋平 作詞: 北原白秋)
23雨降りお月 ☆ (作曲: 中山晋平 作詞: 野口雨情)
24てるてる坊主 (作曲: 中山晋平 作詞: 浅原鏡村)
25かたつむり ☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
26七夕さま ☆ (作曲: 下総皖一 作詞: 権藤花代、林柳波)
27うみ(海は広いな)☆ (作曲: 井上武士 作詞: 林柳波)
28海(松原遠く)☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
29われは海の子 ☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
30ソーラン節 (作曲: 北海道民謡 作詞: 北海道民謡)
31炭坑節 (作曲: 福岡県民謡 作詞: 福岡県民謡)
32東京音頭 (作曲: 中山晋平 作詞: 西條八十)
33知床旅情 (作曲: 森繁久弥 作詞: 森繁久弥)
34浜辺の歌 (作曲: 成田為三 作詞: 林古渓)
35夏の思い出 (作曲: 中田喜直 作詞: 江間章子)

●《秋》●
36里の秋 ☆ (作曲: 海沼実 作詞: 斎藤信夫)
37村祭 ☆ (作曲: 南能衛 作詞: 葛原しげる)
38証城寺の狸囃子 ☆ (作曲: 中山晋平 作詞: 野口雨情)
39月 ☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
40うさぎ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
41十五夜お月さん (作曲: 本居長世 作詞: 野口雨情)
42虫の声 (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
43とんぼのめがね ☆ (作曲: 平井康三郎 作詞: 額賀誠志)
44赤とんぼ ☆ (作曲: 山田耕筰 作詞: 三木露風)
45七つの子 (作曲: 本居長世 作詞: 野口雨情)
46旅愁 (作曲: オードウェイ 作詞: 犬童球渓)
47紅葉 ☆ (作曲: 岡野貞一 作詞: 高野辰之)
48月の沙漠 (作曲: 佐々木すぐる 作詞: 加藤まさお)
49叱られて (作曲: 弘田龍太郎 作詞: 清水かつら)
50美しき天然 (作曲: 田中穂積 作詞: 武島羽衣)
51船頭小唄 (作曲: 中山晋平 作詞: 野口雨情)
52リンゴの唄 (作曲: 万城目正 作詞: サトウハチロー)

●《冬》●
53たき火 ☆ (作曲: 渡辺茂 作詞: 巽聖歌)
54雪 ☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
55冬景色 (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
56蛍の光 (作曲: スコットランド民謡 作詞: スコットランド民謡)
57お正月 ☆ (作曲: 滝廉太郎 作詞: 東くめ)
58一月一日 ☆ (作曲: 上真行 作詞: 千家尊福)
59ふじの山 ☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 巌谷小波)
60スキーの歌 (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
61カチューシャの唄 (作曲: 中山晋平 作詞: 島村抱月、相馬御風)
62ペチカ (作曲: 山田耕筰 作詞: 北原白秋)
63雪のふるまちを ☆ (作曲: 中田喜直 作詞: 内村直也)
64津軽海峡冬景色 (作曲: 三木たかし 作詞: 阿久悠)

●《全季節》●
65故郷 ☆ (作曲: 岡野貞一 作詞: 高野辰之)
66夕日 ☆ (作曲: 室崎琴月 作詞: 葛原しげる)
67ゆりかごの歌 ☆ (作曲: 草川信 作詞: 北原白秋)
68あの町この町 ☆ (作曲: 中山晋平 作詞: 野口雨情)
69夕焼け小焼け (作曲: 草川信 作詞: 中村雨紅)
70村の鍛冶屋 (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
71赤い靴 (作曲: 本居長世 作詞: 野口雨情)
72日の丸の旗 ☆ (作曲: 岡野貞一 作詞: 高野辰之)
73大黒様 (作曲: 田村虎蔵 作詞: 石原和三郎)
74浦島太郎 ☆ (作曲: 文部省唱歌 作詞: 文部省唱歌)
75うさぎとかめ ☆ (作曲: 納所弁次郎 作詞: 石原和三郎)
76金色夜叉 (作曲: 宮島郁芳、後藤紫雲 作詞: 宮島郁芳、後藤紫雲)
77籠の鳥 (作曲: 鳥取春陽 作詞: 千野かほる)
78丘を越えて (作曲: 古賀政男 作詞: 島田芳文)
79旅の夜風 (作曲: 万城目正 作詞: 西條八十)
80広瀬中佐 (作曲: 不詳 作詞: 不詳)
81ラバウル小唄 ☆ (作曲: 島口駒夫 作詞: 若杉雄三)
82戦友 (作曲: 三喜和気 作詞: 真下飛泉)
83同期の桜 (作曲: 大村能章 作詞: 西條八十、帖佐裕)
84隣組 (作曲: 飯田信夫 作詞: 岡本一平)
85蘇州夜曲 (作曲: 服部良一 作詞: 西條八十)
86憧れのハワイ航路 (作曲: 江口夜詩 作詞: 石本美由起)
87上海帰りのリル (作曲: 渡久地政信 作詞: 東条寿三郎)
88二人は若い ☆ (作曲: 古賀政男 作詞: サトウハチロー)
89東京のバスガール (作曲: 上原げんと 作詞: 丘灯至夫)
90高校三年生 (作曲: 遠藤実 作詞: 丘灯至夫)
91瀬戸の花嫁 (作曲: 平尾昌晃 作詞: 山上路夫)
92星影のワルツ (作曲: 遠藤実 作詞: 白鳥園枝)
93黒田節 (作曲: 福岡県民謡 作詞: 福岡県民謡)
94草津節 (作曲: 群馬県民謡 作詞: 群馬県民謡)
95人生劇場 (作曲: 古賀政男 作詞: 佐藤惣之助)
96幸せなら手をたたこう (作曲: 不詳 作詞: きむらりひと)
97世界の国からこんにちは (替え歌バージョン) (作曲: 中村八大 作詞: 島田陽子)
98三百六十五歩のマーチ (作曲: 米山正夫 作詞: 星野哲郎)
99ああ人生に涙あり (作曲: 木下忠司 作詞: 山上路夫)
100今日の日はさようなら (作曲: 金子詔一 作詞: 金子詔一)

コラム 1)「唱歌と童謡」―その区別と特徴
2)「軍歌」―扱ううえでの留意点
  3)「歌謡曲の伴奏のコツ」―バンド演奏をイメージできるように
●歌唱活動を音楽療法にする「観察と評価」
●さくいん4種 (曲名、歌い出し、発表年代順、ベル譜付き)
●参考文献

前書きなど

はじめに
音楽療法士に求められる伴奏とは

この楽譜集『音楽療法の必須100曲 高齢者編』は、
これから高齢者分野で音楽療法の実践を始めようとしている人に向けて作りました。

私たちが実践現場でお会いする高齢の方々は、当然ですが私たちよりも昔に生まれて
その当時に流行っていた歌を歌い、生きてこられた方たちです。
私たちは、高齢の方の思い出を呼び起こし、その想いに共感するためにも当時の歌を学び、
その頃のできごとを思い出してもらうためのきっかけを提供できなければなりません。

本書の特徴です。
1.選曲……高齢者の現場で長年実績を積んできた複数の音楽療法士たちが精選しました。
童謡・唱歌・流行歌・軍歌・民謡など高齢者の多岐にわたるレパートリーを反映してあります。
2.曲のキー……原調のままでは高すぎて高齢者には声が出にくい曲は、低いキーに移調しました。
3.余裕のあるアレンジ……音楽療法士は対象者の反応を引き出したり、反応に応じて働きかけたり、
それを観察し記録することが大切なため、伴奏は初見で弾けるくらいシンプルなアレンジにし、
演奏に余裕を持たせました。
4.歌唱を促すためのかけ声タイミング……短めのイントロと、
歌唱を促すためのかけ声のタイミングを楽譜中に入れました。
5.電子キーボード(61鍵)のためのアレンジ……現場で使う61鍵の電子キーボードを念頭において
  アレンジしてあります。ピアノと電子キーボードは似ていて非なる楽器です。
その仕組みの違いや、弾き分ける方法については別に詳述しました。
6.楽器演奏への応用……ベルと合奏できるよう和音奏、単音奏のベル譜を付けました。
7.会話のきっかけとなるキーワード、出来事コラム……曲に関連したキーワード、トーク例、
曲が発表された年に起こった世界と日本の出来事など、歌にまつわる思い出を引き出すための
ヒントを載せました。

私たち音楽療法士は、素敵な演奏をして「すごいね」と誉められることや、
「そんなに弾けたらいいな」とうらやましがられることを目的として演奏するのではありません。
音楽療法士の演奏は、対象者の反応を引き出し、展開するためのものです。
実はこの目的で行う演奏が、「すごいね」と称賛される演奏より数倍も難しく、
工夫が必要な、奥の深い世界であることがわかってきます。

著者プロフィール

菅田文子  (スガタアヤコ)  (編著

日本音楽療法学会認定音楽療法士
大垣女子短期大学音楽総合科音楽療法コース准教授

大阪府出身。ジャズピアノを市川 修氏に師事。
ヤマハポピュラーミュージックスクール講師として音楽指導に携わるかたわら、ライブミュージシャンとして活動。
アメリカ(ニューヨーク)のモロイカレッジ音楽療法科を卒業。
アメリカ音楽療法協会認定音楽療法士を得て帰国。
岐阜県音楽療法研究所に研究員として勤務した後、
2003年より大垣女子短期大学音楽総合科の音楽療法コース専任講師。
岐阜大学大学院で発達心理学を研究、修士号を取得。
広島大学大学院博士後期課程に在籍。
主として広汎性発達障害児者を対象とした臨床活動を継続し、
臨床的即興が治療的にはたらく仕組みについて研究。
2010年4月より現職。名古屋芸術大学非常勤講師。
日本音楽療法学会認定音楽療法士、同学会評議員。
全国音楽療法士養成協議会の音楽療法・音楽教育充実向上委員。
作編曲家としてCM音楽や環境音楽の作曲・アレンジ活動を行うかたわら、
シンガーの伴奏などライブ活動も継続。
著書に『音楽療法ワークブック 相手を活かす即興と伴奏』、
『弾き語りキーボード・セッション(2)音楽療法の必須100曲・子ども編』、
『同(3)・おとな編』、『同(4)ノスタルジー編』 (共にあおぞら音楽社刊)。

上記内容は本書刊行時のものです。