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在庫あり
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直接取引:あり(自社)
永遠の時の流れに
母・美君への手紙
原書: 天長地久
発行:集広舎
四六判
368ページ
並製
価格
2,182円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年12月
- 書店発売日
- 2019年12月13日
- 登録日
- 2019年12月3日
- 最終更新日
- 2019年12月16日
書評掲載情報
2020-01-26 |
毎日新聞
朝刊 評者: 阿古智子(東京大学准教授) |
2019-12-21 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
台湾のベストセラー女性作家・龍應台による、認知症の母・美君に向けて綴られた手紙は、ときに哀憫を滲ませながらも、その語り口の通底音は軽やかで明るい。母に読まれることも母からの返信もないであろう「十九章の手紙」に「掌編のコラム」と「息子たちとの対話」を併録。歴史ドキュメンタリー『台湾海峡一九四九』、逝く父に寄り添う母を描いた『父を見送る』に続く三部作の完結編。
前書きなど
龍應台は文化部長を退任した二年後、認知症の母・美君の暮らす屏東県潮州に移り、『天下』誌に「美君」というタイトルで書簡体のコラムを連載し始めました。そのきっかけについて、彼女は次のように述べています。
母とおしゃべりしたいけれど、彼女は話せなくなりました。私は全く心構えができていないときに、彼女はもはや一面の壁のようになってしまいました。この壁は、今生の私にとって最も恩の深い人で、最も愛し、尊敬する人です。本当に悲しい。そのため文学という方法でこの問題を扱いたいのです。
《訳者あとがき》より
上記内容は本書刊行時のものです。