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取引情報
取引取次:
鍬谷|地方小
直接取引:あり(自社)
黄禍
原書: 黄禍
発行:集広舎
A5判
528ページ
上製
価格
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2015年11月
- 書店発売日
- 2015年11月9日
- 登録日
- 2015年10月9日
- 最終更新日
- 2022年9月20日
書評掲載情報
2019-07-07 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
中国内戦勃発!
それは総書記を狙う一発の凶弾から始まった
中国の崩壊―。国外へあふれ出る膨大な難民。
世界はこの危機にどう立ち向かうのか。
中国で発禁の作家王力雄が描く、戦慄の近未来シナリオ。
『黄禍』は、1999年に香港の雑誌『亜洲週刊』で20世紀の100冊の「最も影響を与えた中国語小説」の中の1冊に選ばれる。本書は、英語版、韓国語版に続く、『黄禍─新世紀版』(2008年、台湾大塊文化出版社)からの完全邦訳版。
前書きなど
『黄禍』の主題は、中共政権がどのような過程を経て瓦解し、それにつれて中国がどのような過程を経て崩壊するかということである。現実の進行過程は当然小説とは異なるが、専制政権は早晩瓦解する。しかも往々予想外のこととして(ソ連の解体が突然のことだったように)。今日、中国の各種の矛盾は深層で沸騰し、今まさに噴火せんとしている。まさにこのような観点から、私は、「黄禍」という事態は中国にとっても世界にとっても遠い将来のことではなく、いつでも思いもかけない時に起こりうるのだと考える。
上記内容は本書刊行時のものです。