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アルテスVOL.2 2012 SPRING
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2012年4月
- 書店発売日
- 2012年4月10日
- 登録日
- 2012年3月22日
- 最終更新日
- 2012年4月9日
紹介
ジャンル無用の言論誌『アルテス』、創刊号は昨秋刊行し、思いがけないほどの反響とご高評をいただきました。続いて、創刊第2号をお届けします。
特集のテーマは《Appleと音楽》。作曲家の有馬純寿、ミュージシャンのヲノサトル、セカイカメラの開発者・赤松正行、音楽家の佐藤薫ほか、高橋健太郎、おおしまゆたか、谷口文和、八田真行の諸氏が、iTune、iPodやiOSが音楽をいかに変えたか、にさまざまな視点から迫ります。
また、大和田俊之、藍川由美、波多野睦美、小野幸恵という4人の方の連載が新たにスタート、さらにスペシャル企画として湯山玲子さんと渋谷慶一郎さんによるモーツァルト談義などなど、当初の予定を大幅にオーヴァーして、またまた盛りだくさんになりました。
1号でも長く刊行を続けられるよう、応援をどうぞよろしくお願いします。
目次
【特集】アップルと音楽 Apple×Music
01 Apple × Recordings
高橋健太郎|クラウドの神殿に救世主は宿るか?
02 Apple × Composing
有馬純寿×ヲノサトル|「音楽の民主化」は作曲をどう変えたのか
03 Apple × Musicians
谷口文和|音楽家はMacを選ぶ?
04 Apple × Internet
八田真行|手入れの行き届いた庭で育つ文化とは?
05 iOS × Music
赤松正行×佐藤薫|iPhoneアプリが奏でる音楽の未来
06 Apple × Listening
おおしまゆたか|iTunesがリスニングを変えた!
◎特別対談
爆音で楽しむモーツァルト
渋谷慶一郎「モーツァルトは創作の邪魔をしない」
×
湯山玲子「この天国感がやばいのよ」
◎連載
波多野睦美|うたうからだ【New!】
大和田俊之|倍音と幽霊──ハリー・スミスのアメリカ[1]【New!】
輪島裕介|カタコト歌謡の近代[2]ニセ二世歌手とニセ二世
川崎弘二|武満徹の電子音楽[2]ミュジック・コンクレートへの着手
石田昌隆|音のある遠景[2]
小野幸恵|和の変容[1]「三番艘」から「ボレロ」へ【New!】
◎Re: music...〈音楽へ──〉
藍川由美|谷川雁を読む[1]「十四歳」「傘もなく」【New!】
大石始:まつりの島[2]下町に鳴り続ける不死のリズム──錦糸町河内音頭大盆踊り
濱田芳通:歌の心を究むべし[2]
ミューズとの交信、あるいはシャロン・ストーンとの妄想デートについて
おおしまゆたか:アラブ、アイルランド、アメリカをめぐる音楽の旅(中)音源編
鈴木治行:イマジナリア[2]イメージと音の危うい関係──「語りもの」の実践
ト田隆嗣:suara, macam2 音声、いろいろ[2]マハカムで交ざるマゼール
◎クロニクル
毛利嘉孝:スケッチ・オブ・下北沢[2]
◎フィクション
山崎春美:ロッカウェイビーチ[2]
Onnyk:ゴースト[下]
◎エッセイ
安田寛|発見が発見でなくなる時代──音楽研究とGoogle
潮博恵|ベイ・エリアからの挑戦──ティルソン・トマスとサンフランシスコ響
◎レポート
谷口昭弘|音楽学者の頭の中 日本音楽学会全国大会レポート
◎著者エッセイ
サラーム海上|トルコの地酒ラクにやみつき─中東アルコール事情
菅付雅信|編集者に「なる」ということ
◎書評
金子智太郎|Paul DeMarinis,“Buried in Noise”
◎研究
李京粉|日本のユン・イサン──“東アジアの作曲家”としてのユン・イサン(下)
上記内容は本書刊行時のものです。