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四六判
160ページ
並製
定価
1,500円+税
- ISBN
- 978-4-903355-05-4
- Cコード
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C3037
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専門 単行本 教育
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2006年2月20日
- 書店発売日
- 2006年2月20日
- 登録日
- 2021年1月20日
- 最終更新日
- 2021年1月20日
紹介
絵本の奥深いところには,大人も心惹かれる作者や画家のメッセージがある。子どもと絵本の関係において,大人が丁寧に子どもに目を向けることの表れのひとつは「子どもと一緒に絵本を楽しむこと」なのではないかと作者は述べる。
目次
第1章 子どものイメージ形成と絵本
1 乳幼児と絵本
①乳幼児向絵本の現状
②乳幼児のイメージ形成
③イメージを豊かにする絵本とは何か
2 人間理解と絵本
①幼稚園児の人間関係
②子どもをとりまく生活環境の変化
③望ましい生活環境にするために
④人間理解に役立つと考えられる絵本作品例
第2章 昔話絵本
1 語りとさし絵から考える-かさじぞう分析-
①絵本における絵と文章
②絵本「かさじぞう」と「かさこじぞう」の分析
③昔話を絵本化するときの課題
2 絵本のスタイルから昔話絵本を考える
①はじめに
②アプローチの方法
③スライドによる調査
④家庭における読書記録から
⑤考察
第3章 『こどものとも』から見える家族・男女・きょうだい
1 絵本から何を読みとるか
2 『こどものとも』について
3 製作者のかかわり方に伴う『こどものとも』の変化
①作者の性別
②主人公の性別
③主人公やストーリーに投影されたジェンダー・イメージ
4 性別役割分業と女性労働
5 きょうだい関係について
①きょうだい関係の動向
②『こどものとも』にみられるきょうだい関係
6 一人一人が,より自由に生きることのできる家庭及び社会づくりへ
上記内容は本書刊行時のものです。