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一塊のパン 上巻 上尾 龍介(著) - 中国書店
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一塊のパン 上巻 ある学徒兵の回想

発行:中国書店
四六判
420ページ
上製
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-903316-46-8
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年7月
書店発売日
登録日
2015年6月2日
最終更新日
2015年7月2日
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紹介

生きたい、何としても生きたい──
戦争が当たり前だった時代の青春
宮崎中学卒業後、北京興亜学院へ。東洋の古都・北京での学生生活も束の間、学徒動員により砲兵として北支派遣軍「衣兵団」に配属。
敗戦を北部朝鮮で迎え、ソ連軍の捕虜としてウラジオストクへ移送される──。

前書きなど

 あの頃、時代の中で戦争に行くのは当たり前のこと、と思わなければなりませんでした。軍隊に入ったその時から、自分の命は自分のものではなくなってしまいます。それが戦争です。(略)
 そして、僕もとうとう生きることを諦めようとしていたある時、友人がくれた一塊のパン。これが、その後の新しい僕の人生につながったのです。生きたい、なんとしても生きたい。それが僕の願いでした。(略)
 それは悪夢のような現実にあった青春の一時期でした。生きながらえて七十年が過ぎました。生きること、命の尊さを、今を生きる人々に伝えたい。そんな思いが沸々と湧き上がり、この記録をまとめました。一人の学徒兵の体験ではありますが、命あることの喜びを感じ取ってもらえたら幸いです。──「まえがき」より

著者プロフィール

上尾 龍介  (カミオ リュウスケ)  (

上尾龍介(かみお りゅうすけ)
1926年,熊本県生まれ。44年,県立宮崎中学校卒業,東亜同文会北京興亜学院入学。45年,学徒召集,北支派遣軍配属。北部朝鮮で敗戦,シベリア抑留。47年,復員,48年,愛知大学予科に入学。50年,九州大学(旧制)文学部に入学。中国文学専攻。53年,福岡大学附属大濠高等学校教諭となる。58年,純真女子短期大学講師,69年,九州大学教官となる。90年,同大学退官,名誉教授に。同年,福岡女学院大学教員となる。97年,同大学退職。九州地区留学生問題フォーラム理事なども務める。福岡市在住。

上記内容は本書刊行時のものです。