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取引取次:
ト|ニ|JRC
直接取引:あり(その他)
海防僧 月性 明治維新を展いた男
発行:人文書館
四六判
280ページ
上製
価格
3,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年3月
- 書店発売日
- 2018年3月30日
- 登録日
- 2018年3月14日
- 最終更新日
- 2018年4月9日
書評掲載情報
2018-06-03 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
本書は、吉田松陰と僧月性、久坂玄瑞との邂逅にも触れながら、
周防の清狂・月性の思想と行動を跡づける。
方外の仏僧・月性の海からの歴史・文明史観であり、
老練なジャーナリストによる海洋史観でもある。
不透明な海図なき時代の羅針盤となるであろう!
危機の時代を考える必読の書である。
異色のヒューマン・ドキュメント、渾身の幕末維新史!
目次
序 章 「月性はどんな人物だ」 藩公が問う
第一章 山海の地勢が人をつくる
第二章 勤王と海防論に目覚める
第三章 海からの脅威・異国船と植民地化
第四章 耶蘇教侵入を鎖国制度で排除
第五章 海の危機、歴史と思想・制度を生む
第六章 海防・独立・尊王運動へ
第七章 維新回天へ黎明の風
第八章 倒幕、王政復古へ義兵を
第九章 内憂外患制して国家新生へ
第十章 皇国の大変革に備えよ
終 章 明治維新 歴史が新しい歴史をつくる
前書きなど
維新の先覚、海洋国家への眼差し!
明治維新150年、日本の近代化とは何であったのか。
時は幕末から維新へと動く歴史の大変革期、
周防国(すおうのくに)遠崎(とおざき)村の
浄土真宗本願寺派妙円寺に、
月性(げっしょう)という若き僧侶がいた。
版元から一言
鳴く蝉のごとく
月性(げっしょう)は、僧侶にして志士、
志士にしてまた秀でた詩人であり。
人は幕末における特異の偉人と呼んだ。
少年時代から事に臨み、物にふれて情感の発動を詩に賦してきた。
多情多感の詩人の心が、時代の波を捉える。
上記内容は本書刊行時のものです。