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取引取次:
ト|ニ|JRC
直接取引:
あり(その他)
日本人とは何者なのか、を問い続けて
発行:人文書館
4-6
280ページ
上製
価格
3,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年10月
- 書店発売日
- 2017年11月3日
- 登録日
- 2017年10月24日
- 最終更新日
- 2017年11月7日
紹介
異色の日本人論、日本文化論!
有林重仁は、青年期の或る時、父親から
「二十一世紀を生きるものは、英語ぐらい話さなければならない」と説諭され、
長じて英国南部の小さな町の典型的なイギリス人家庭の家族七人と、
四年間ほど共に暮らすことになった。
そして、彼らの「個をもって主体的に生きよ」という有り様、
主体的な行動を認識することになる。
帰国後に、語学スクールのマネージャーや自動車メーカーなどに職を得て、
諸外国の人々と接し、さらに世界体験を重ねた。
豊かな異文化理解から導き出される所説は説得的である。
目次
序にかえて
第一章 「家」と日本文化
第二章 立場の存在
第三章 かたがき化
第四章 建て(立て)前の論理と曖昧さ
第五章 他人の存在
第六章 日本人は、客体である
第七章 主体的人々
結びに 「日本人とは何者なのか」を問い続けて
前書きなど
日本人とは、すなわち客体である。
受動的・客体的日本人から「個」=主体を、生きること、
自己の存在価値を自ら決める人間として生きることの意味を探す。
桜の「宴」に参加して酒を呑み、且つ食らい合い、
共に花を愛でる日本人とは、いったい何なのか。
その行動形態と精神性(メンタリティ)!
版元から一言
本書は、グローバルとナショナルが相剋(そうこく)し、
せめぎあう文化の時代と生き方を捉え直す。
受動的・客体的日本人から「個」=主体を生きること、
自己の存在価値を自ら決める人間として生きることの意味を探す。
10年間に亙って執筆し、推敲を重ね結実した、渾身の人生論ノートでもある。
上記内容は本書刊行時のものです。