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新聞への思い 高橋誠一郎(著/文) - 人文書館
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新聞への思い 正岡子規と「坂の上の雲」

発行:人文書館
四六判
256ページ
上製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-903174-33-4
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年11月
書店発売日
登録日
2015年11月2日
最終更新日
2016年8月26日
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紹介

明治という激動と革新の時代のなかで

山茶花に新聞遅き場末哉(子規 明治三十二年、日本新聞記者として)

司馬遼太郎の代表的な歴史小説、史的文明論である『坂の上の雲』等を通して、
近代化=欧化とは、文明化とは何であったのかを、
比較文学・比較文明学的視点から問い直す!

「坂の上の青い天にもし一朶(いちだ)の白い雲がかがやいているとすれば、
それのみをみつめてのぼってゆく」明治の幸福な楽天家たちとその後の
「時代人」たちは、「坂の上」のたかだかとした「白い雲」のむこうに
何を見たのであろうか。
陸羯南(くが・かつなん)が創刊した新聞『日本』の「文苑」記者であり、
歌人・俳人・写生文家・正岡子規の軌跡を辿り、生涯の友・夏目漱石、
そして新聞人でもあった司馬遼太郎のまなざしから、しなやかに読む。

「時代人」の跫音にふれながら、「坂の上の雲」を辿る。

目次

序章  木曽路の「白雲」と新聞記者・正岡子規
第一章 春風や――伊予松山と「文明開化」
第二章 「天からのあずかりもの」――子規とその青春
第三章 「文明」のモデルを求めて――「岩倉使節団」から「西南戦争」へ
第四章 「その人の足あと」――新聞『日本』と子規
第五章 「君を送りて思ふことあり」――子規の視線(まなざし)
終章  「秋の雲」――子規の面影

著者プロフィール

高橋誠一郎  (タカハシセイイチロウ)  (著/文

1949年、福島県二本松市生まれ。
東海大学大学院文学研究科(文明専攻)修士課程修了。
東海大学外国語教育センター教授(ヨーロッパ文明学科兼担)を経て、現在は桜美林大学非常勤講師。文芸評論家。地球システム・倫理学会理事。
専攻はロシア文学、比較文学、比較文明学。

主な著書に、『「罪と罰」を読む――〈知〉の危機とドストエフスキー』(新版、刀水書房)、
『この国のあした――司馬遼太郎の戦争観』(のべる出版企画)、『欧化と国粋――日露の「文明開化」とドストエフスキー』(刀水書房)、『司馬遼太郎の平和観――「坂の上の雲」を読み直す』(東海教育研究所)、『司馬遼太郎と時代小説――「風の武士」「梟の城」「国盗り物語」「功名が辻」を読み解く』(のべる出版企画)、『ロシアの近代化と若きドストエフスキー――「祖国戦争」からクリミア戦争へ』(成文社)、『「竜馬」という日本人――司馬遼太郎が描いたこと』(人文書館)、『司馬遼太郎とロシア』(ユーラシア・ブックレット、東洋書店)、
『黒澤明で「白痴」を読み解く』(成文社)、『黒澤明と小林秀雄――「罪と罰」をめぐる静かなる決闘』(成文社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。