.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト|ニ|JRC
直接取引:あり(その他)
風の花と日時計
人間学的に
発行:人文書館
四六判
358ページ
上製
定価
4,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年12月
- 書店発売日
- 2014年12月18日
- 登録日
- 2014年12月9日
- 最終更新日
- 2014年12月18日
紹介
“考へよ、人生の旅人”
知の伝道者は、いう。「人生を旅している私たち一人、
ひとりは、できるだけ様々な方法で、人生を生きる喜び
と楽しみを、日々、体験しながら、前へ、前へと
進んでいかなければならない」、と。
時に社会学者ジンメルのように、生のありようと
「生の形式」を語り、実証学としての社会学を主張した
コントを論じ、更にサン=テグジュペリのように、
「人生に意味を。戦争か平和か?」と問い掛ける。
そして時には、西田幾多郎の哲学の道に佇み、そして
同郷の詩人・堀口大學の北の国を訪ね、西脇順三郎の
「幻影の人」の地に立ち、画家のモネやゴーギャンを
話柄(わへい)にして芸術哲学を述べ、
時には「知の旅人」として風の音に触れた日々を想う。
透徹した山岸[社会学的人間学]の小論集(エッセイ)!
生きるために学ぶ、考える、感じる、
さらに広く、深く。
目次
序にかえて 風と大地と人生に
Ⅰ 信濃川のほとりにて
Ⅱ 東は隅田川、西はむさし野、そして多摩川
Ⅲ 大地と風情、さもなくば詩情
Ⅳ 風に鳴る音
Ⅴ 壁と窓のドラマツルギー
Ⅵ 永遠の今――旅路から
Ⅶ 考へよ人生の旅人
Ⅷ 日時計と風の花に。――人生を旅するということ
おわりに 人間の土地、あるいは〝風と砂と星々〟
花束 あとがきにかえて
前書きなど
生きることの意味について
生きるということは、
さまざまな方法によって
力を蓄えながら、力を発揮して
前へと進むこと、
活動し、行為するということであり、
前途に希望を抱きながら
躍動的な〈生〉を
繰り広げていくということだ。(本文より)
上記内容は本書刊行時のものです。