版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ロシアの地理的「探検」と「発見」 佐々木 路子(著/文) - 之潮
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: JRC|八木
直接取引:あり(その他)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

ロシアの地理的「探検」と「発見」 (ロシアノチリテキタンケントハッケン)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:之潮
A5判
重さ 500g
290ページ
上製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-902695-33-5   COPY
ISBN 13
9784902695335   COPY
ISBN 10h
4-902695-33-2   COPY
ISBN 10
4902695332   COPY
出版者記号
902695   COPY
Cコード
C1025  
1:教養 0:単行本 25:地理
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年10月30日
書店発売日
登録日
2019年12月4日
最終更新日
2019年12月5日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

旧来流布してきた英仏系探検と世界発見の物語に
あらたにロシアの征服と拡張の道筋を加える
高等学校地理教育者の労作

目次

第1章 17世紀ロシアの「探検」と「発見」
 その1 ロシア人の東進
 その2 バイカル湖へ
 その3 ゼーヤ川からアムール中・下流へ
 その4 レナ川を下って北氷洋へ
 その5 カムチャツカへ
 その6 ロパトカ岬へ
第2章 17世紀シベリアの地図化過程
 その1 レーメゾフのシベリア地図帳
 その2 『ゴドゥノフのシベリア全図』(1667)
 その3 『1672/73年のシベリア全図』
 その4 スパファーリのシベリア地図(1678)
 その5 1687年シベリア地図
 その6 『レーメゾフ地図帳』(1701)
 その7 『レーメゾフの民族誌地図』
第3章 ロシア人が語る「地球発見物語」
 1 はじめに
 2 地理学の誕生
 3 古代ギリシャ・ローマの地理
 4 中世の地理的知見
 5 偉大なる地理上の発見
 6 18・19世紀の地理上の問題と謎
 7 フンボルトと18‐19世紀の地理学
 8 ロシア人の「世界進出」
 9 北極の探検・20世紀の探検
 10 南極と世界の屋根
 11 海に挑む
資料 ウラジミール・アトラーソフのカムチャツカ遠征記
 『第一上申書』(1700)
 『第二上申書』(1701)
主要参考文献
あとがき (佐々木隆爾)

前書きなど

人類が地球表面の姿を解明していく地理的発見の歴史上、北東アジア・太平洋北西部は最後まで謎として残された地域であった。そこを西方から東進して解明していったのがロシア人による探検(征服)事業であった。15世紀中ごろから、ウラル山脈を越えての毛皮を求める活動があったが、17世紀中ごろには、ユーラシア大陸北東部、シベリアの地を駆け抜けて、太平洋岸に到達することになる。ロシアのこのような探検(征服)事業について、探検家たちがどこを通過して、どんな先住民と出会ったのか、を地図を参照しながら概観する。またロシアの地理学習参考書も紹介しながら、18,19世紀から20世紀までの探検を網羅する。

著者プロフィール

佐々木 路子  (ササキ ミチコ)  (著/文

1937年 滋賀県彦根市生まれ。
1960年 奈良女子大学文学部史学地理学科(日本史専攻)卒。
日比谷高校などで地歴科教師を歴任。
2004年 東京ロシア語学院本科卒、ロシア語専門士。
2012年 死去。

上記内容は本書刊行時のものです。