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火山 伊豆大島スケッチ -改訂・増補版- 田澤 堅太郎(著/文) - 之潮
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火山 伊豆大島スケッチ -改訂・増補版- 改訂版・増補版

発行:之潮
縦260mm 横183mm 厚さ8mm
重さ 350g
111ページ
並製
定価 2,315円+税
ISBN
978-4-902695-25-0
Cコード
C1644
教養 図鑑 天文・地学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年12月
書店発売日
登録日
2015年1月11日
最終更新日
2015年1月11日
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紹介

調査を続けて60年。伊豆大島の地形と地質を解き明かし、火山噴火のメカニズムと実相に迫る、在野研究者のエッセンスが、約80点のスケッチ解説に凝縮。

目次

Ⅰ スケッチ
1乳が崎沖から伊豆大島を望む
2鏡端から見るカルデラ床の眺め
3余背のカルデラの壁
4岩なだれ
5三原山火口
61986年の割れ目噴火―B火口列
71986年の割れ目噴火―C火口列
8外輪山の地層
9岡田火山
10岡田港の海食崖
11碁石浜のU字溝
12野田浜の溶岩球
13野田浜のパホイホイ溶岩流/野地(モウサ)の海食崖
14およね磯の元町泥質砂岩(Wu)
15相模灘を隔てて伊豆半島を望む
16赤 禿
17赤禿から外輪山を望む
18御神火温泉
19元町溶岩
20カタの島
21下高洞
22イタの沢
23地層切断面
24アワイ浜
25南西部海岸の波食窪(ノッチ)
26アワイ泥質砂岩(WL) aイシャミナト付近 bシンジュ浜
27サノ浜
28個性的な2つの側火山 岳の平とシクボ
291421年(応永28)の大噴火に伴う割れ目噴火
30波浮港 a割れ目噴火 b波浮港の火口壁 c龍王崎 d大滝の正断層群
31カキハラ磯の溶岩流
32おおやのくぼ(かや場下)のベイスサージの跡
33カキハラ磯沖マグマ・水蒸気爆発 aカキハラ磯沖マグマ・水蒸気爆発 b筆島火山とカキハラ磯沖マグマ・水蒸気爆発
34行者の窟火山
35裏砂漠
36サンドスキー場
37貞享の溶岩流
38石の反り橋
39安永の大噴火溶岩流
40泉 津
41泉津の柱状節理
42北東部の側火山
43裏砂漠展望台から見たカルデラ南部
伊豆大島の全体図
Ⅱ わかりにくいところへの案内
   ―大穴・小穴への径/フノウの滝へ/ニツンバへの径/黒崎へ/
    マムシとハチ/砂漠と溶岩地帯
Ⅲ まとめ
 伊豆大島スケッチ
 古い3つの火山
 大島火山(外輪山)
 カルデラ
 三原山(内輪山)
 側噴火
 大噴火
 侵食
 1輪廻の噴火と部層
 O41大噴火輪廻群とS2大噴火輪廻群
 伊豆大島の上下運動
   年表・過去に記録された噴火
   参考文献
   主な用語解説




前書きなど

1977年に初版を出してから三十数年を経、その間には1986年の割れ目噴火や植生の変化などがあり、初版は現状を満たさない点も目立つようになりました。その後火山の解明もいくらか進みましたので、このたび改訂・増補版を出版することにしました。スケッチにはすべて描いた年月日を付記しました。専門用語はなるべく用いないのがいいのですが、制限しすぎるとかえってわかりにくいものとなります。必要に応じて説明を加え、それを繰り返したところがあります。

版元から一言

在野研究者のエッセンスが、35年の歳月を経て、あらたに描き直された。
カラー口絵を含む約70点の描画とその解説が語る、「火山の原像」とは?
自然の営為の痕跡は、「水蒸気爆発」と「岩なだれ」という二つの「著しく爆発的な《風景の始まり》」が、「輪廻」のごとく存在したことを告げている・・・伊豆大島においては、地殻プレートの移動に起因する褶曲運動の結果としての、「正断層」の発生が一連の《大噴火輪廻》の端緒となる・・・
火山列島である日本の新たなる火山像をスケッチと分かりやすい解説で描き出した研究報告書。


著者プロフィール

田澤 堅太郎  (タザワ ケンタロウ)  (著/文

1927年、小樽市に生まれる。
1948年、札幌管区気象台に勤務し、地上・高層気象観測を担当するも、1年後地震係に転属。森測候所に出張の折、白煙を上げる駒ヶ岳を目の当たりにする。
1952年、十勝沖地震(M8.2)の後、襟裳岬から十勝川河口までを踏査しもうひとつの地震があったことを知る。その後、三河および丹那の断層、箱根、伊豆大島を見学し、現地調査の重要性を痛感する。
1954年、希望して大島測候所に転勤。以来休日を野外の地形・地層観察にあてる。
1987年、退職。

上記内容は本書刊行時のものです。