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イングランドの地方都市―ヴィクトリア期・エドワード期のガイドブックコレクション:第1期 北部編 9文献・合本6巻+別冊解説   伊藤航多(編著) - エディション・シナプス
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イングランドの地方都市―ヴィクトリア期・エドワード期のガイドブックコレクション:第1期 北部編 9文献・合本6巻+別冊解説   Provincial Towns in Victorian and Edwardian England: Part 1: Northern England

A5判
2350ページ
上製
定価 128,000円+税
ISBN
978-4-902454-88-8
Cコード
C3325
専門 全集・双書 地理
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年1月
書店発売日
登録日
2015年7月24日
最終更新日
2015年7月24日
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紹介

●産業革命とともに近代化が進んだ、19世紀~20世紀初頭の英国の主要地方都市に関する同時代のガイドブックの復刻集成。
●1831年に創立された英国科学振興協会(The British Association [for the Advancement of Science]、)が、英国内各都市で巡回開催した年大会用に作成した参加者向けの開催都市ガイドから選書し、ヴィクトリア期・エドワード期英国地方都市研究のための同時代一次資料集として提供。
●これらのガイドの編集は各都市協会支部に委ねられていたため、編集方針やサイズ、体裁に差異があるものの、いずれもそれぞれの都市の郷土史家や科学愛好家などが中心となり執筆され、各地の地理、歴史、経済、産業、教育、芸術から生態系などを簡潔にまとめ紹介しており、この時代の地方都市の客観的な史資料として信頼できるソースになっている。
●歴史や都市研究だけでなく、19世紀イギリス小説にも頻繁に登場するこれらの都市のガイドは、英文学研究にとっても貴重な一次文献。
●第1期北部編、第2期中部・南部編全12巻にイングランド16都市のガイドを収録、多数の折込地図なども含め完全復刻する。

目次

Volume 1: [Newcastle-upon-Tyne]
A Hand-book to Newcastle-on-Tyne, 1863, c. 350 pp.

Volume 2: [York]
A Handbook to York, 1906, c. 380 pp.

Volume 3: [Leeds and Airedale]
Handbook for Leeds and Airedale, 1890, c.140 pp.

[Bradford]
Handbook to Bradford and the Neighbourhood, 1900, c. 200 pp.

Volume 4: [Southport]
Southport: A Handbook of the Town and Surrounding, 1903, c. 260 pp.

Volume 5: [Liverpool]
Handbook to Liverpool, 1896, c. 200 pp.

[Manchester]
Handbook of Manchester, 1887, c. 125 pp.

Manchester in 1915, 1915, c. 120 pp.

Volume 6: [Sheffield]
Handbook & Guide to Sheffield, 1910, c. 510 pp.

前書きなど

編者より
伊藤航多(津田塾大学)

19世紀のイギリスでは人や物、情報の移動や交流が加速的に進み、それにともなって「国民」や「帝国」の意識が浸透していった。その一方で、そのような広い世界の認識は、逆に人々に自分たちが生きている「郷土」というローカルな空間を再発見させることにも繋がる。そこで19世紀から20世紀にかけてイギリス各地で刊行された郷土誌の文献に目を向けると、そこに書き手たちの地域社会や国家をめぐる問題関心や意識のありようが陰に陽に映し出されていることが分かるだろう。
英国科学振興協会の招致にあわせて諸都市で刊行されたガイドブックも、そのような郷土誌というジャンルに位置づけることができよう。1831年に設立された英国科学振興協会(現在は英国科学協会)は諸都市を巡って大会を開き、最新の科学事情についてイギリス国民を啓蒙すると同時に、開催地において地理・歴史・自然誌への関心を刺激し、地域社会の事情に明るい市民たちの手によるガイドブックの執筆・刊行をうながした。それらの記載内容は、都市や周辺地域の歴史、名所旧跡、地質や動植物、地場産業、市政の成り立ちなど多岐にわたっており、それぞれの郷土のユニークな特性を生き生きと伝えている。こうした郷土誌的なガイドブックの復刻史料は、近代イギリスの地方都市の社会経済や文化を研究する者にとって興味深い内容を盛り込んでおり、一次史料としてきわめて有用であろう。

著者プロフィール

伊藤航多  (イトウコウタ)  (編著

津田塾大学

追記

◆続刊◆
第2期: 中部・南部編 8文献・合本6巻+別冊解説
編集・解説 伊藤航多(津田塾大学)
Provincial Towns in Victorian and Edwardian England: A Collection of Local Town Handbooks for the British Association of the Advancement of Science,
Part 2: Middle & South England

刊行:2015年9月刊行予定
判型:A5判 総頁数:約2,200頁(折込地図・図版多数)
予定価格:¥128,000 (本体セット)
ISBN: 978-4-902454-89-5

上記内容は本書刊行時のものです。