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幽玄の美学 : 東アジアの芸術精神と美的思想 鄭 子路(著/文) - 美学出版
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書店注文情報

9784902078657

幽玄の美学 : 東アジアの芸術精神と美的思想

芸術
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発行:美学出版
A5判
縦216mm 横151mm 厚さ26mm
336ページ
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-902078-65-7   COPY
ISBN 13
9784902078657   COPY
ISBN 10h
4-902078-65-1   COPY
ISBN 10
4902078651   COPY
出版者記号
902078   COPY
Cコード
C0070
一般 単行本 芸術総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年7月31日
書店発売日
登録日
2021年7月29日
最終更新日
2021年8月14日
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紹介

〈幽玄〉 に関する文化的感性や美的思想は〈日本美学〉 の重要な課題である。
日本ないし東アジアの芸術的精神の世界を開ける鍵と言える。
〈幽玄〉 は近代以降の西欧中心主義を超克する方法ともなりえるのではないだろうか。

国際的視野と総合科学的研究方法の視点を取り入れ、
多元文化の時代における「エスニックな美学」としての
〈日本美学〉の構築に向け、〈幽玄〉を具体的に解明する。

【目 次】 

序 章 多元文化の時代における〈日本美学〉の構築へ向けて
 一 〈日本美学〉という概念
 二 西欧中心主義的な美学の終焉
 三 方法としての〈幽玄〉または〈幽玄〉の方法

第一章 「和魂漢才」から「和魂洋才」へ ──近代日本における「美学」の成立
 一 日本における「近代化」の開幕
  1 「近代」および「近代化」の定義
  2 「和魂漢才」としての佐久間象山

 二 「美学」の訳語
  1 東アジアにおける「美学」の伝来
  2 啓蒙思想家の模索―西周を中心に
  3 「美学」という訳語の初出 ―─『維氏美学』への再評価

 三 「美学」の制度化
   1 日本講壇美学の濫觴
   2 フェノロサの業績およびその美学講義
   3 ケーベルと美学講座の創設

第二章 幽玄論史百年 ──複眼的・総合的研究への道程
 一 森鷗外と石橋忍月の「幽玄論争」をめぐって
  1 幽玄論争の背景
  2 幽玄論争の内容
  3 幽玄論争の結論

 二 美学と文芸批評の絡み合い
  1 鷗外早期の文芸批評活動
  2 鷗外の美学三期と標準的美学

 三 近代幽玄論の地平
  1 日本人美意識論の展開
  2 大西克礼の幽玄論
  3 久松潜一の幽玄論
  4 岡崎義恵の幽玄論

第三章 東アジアにおける〈天人合一〉の詩学 ──〈幽玄〉の解明を中心に

 一 存在論的概念としての幽玄
  1 中国における幽玄という言葉の起源
  2 中国における幽玄という言葉の成立
  3 中国における幽玄という言葉の世俗化

 二 様式的概念としての幽玄
  1 日本における幽玄という言葉の初見
  2 日本における〈幽玄体〉の成立
 3 幽玄体に関する日本中世諸家の解釈

 三 美的理想としての幽玄
  1 日本中世文芸における幽玄美の発達
  2 幽玄美の構造
  3 幽玄美の特質

終 章 幽玄論の理論的射程と〈日本美学〉の新しい可能性
 一 結び
 二 今後の課題

附録(幽玄論一覧表/歌合における藤原基俊・俊成・定家・為家の幽玄用例/定家仮託書における幽玄体の記述/世阿弥能楽論における幽玄の用例)
あとがき
参考文献一覧
索引

目次

◎目 次 

序 章 多元文化の時代における〈日本美学〉の構築へ向けて
 一 〈日本美学〉という概念
 二 西欧中心主義的な美学の終焉
 三 方法としての〈幽玄〉または〈幽玄〉の方法

第一章 「和魂漢才」から「和魂洋才」へ ──近代日本における「美学」の成立
 一 日本における「近代化」の開幕
  1 「近代」および「近代化」の定義
  2 「和魂漢才」としての佐久間象山

 二 「美学」の訳語
  1 東アジアにおける「美学」の伝来
  2 啓蒙思想家の模索―西周を中心に
  3 「美学」という訳語の初出 ―─『維氏美学』への再評価

 三 「美学」の制度化
   1 日本講壇美学の濫觴
   2 フェノロサの業績およびその美学講義
   3 ケーベルと美学講座の創設

第二章 幽玄論史百年 ──複眼的・総合的研究への道程
 一 森鷗外と石橋忍月の「幽玄論争」をめぐって
  1 幽玄論争の背景
  2 幽玄論争の内容
  3 幽玄論争の結論

 二 美学と文芸批評の絡み合い
  1 鷗外早期の文芸批評活動
  2 鷗外の美学三期と標準的美学

 三 近代幽玄論の地平
  1 日本人美意識論の展開
  2 大西克礼の幽玄論
  3 久松潜一の幽玄論
  4 岡崎義恵の幽玄論

第三章 東アジアにおける〈天人合一〉の詩学 ──〈幽玄〉の解明を中心に

 一 存在論的概念としての幽玄
  1 中国における幽玄という言葉の起源
  2 中国における幽玄という言葉の成立
  3 中国における幽玄という言葉の世俗化

 二 様式的概念としての幽玄
  1 日本における幽玄という言葉の初見
  2 日本における〈幽玄体〉の成立
 3 幽玄体に関する日本中世諸家の解釈

 三 美的理想としての幽玄
  1 日本中世文芸における幽玄美の発達
  2 幽玄美の構造
  3 幽玄美の特質

終 章 幽玄論の理論的射程と〈日本美学〉の新しい可能性
 一 結び
 二 今後の課題

附録(幽玄論一覧表/歌合における藤原基俊・俊成・定家・為家の幽玄用例/定家仮託書における幽玄体の記述/世阿弥能楽論における幽玄の用例)
あとがき
参考文献一覧
索引

著者プロフィール

鄭 子路  (テイ シロ)  (著/文

鄭 子路(Zheng Zilu)
一九九一年中国江西省徳興市生まれ。
平成二十九年度ロータリー米山記念奨学金奨学生。
広島大学大学院総合科学研究科博士課程修了。博士(学術)。
広島大学特別研究員を経て、現在、中国江西師範大学美術学院講師。
専攻は美学・芸術学。

上記内容は本書刊行時のものです。