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仏弟子の世間話
- 初版年月日
- 2007年1月
- 書店発売日
- 2007年1月24日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2014年10月9日
目次
第一章 日本人の器・・・・・・・・13
人格は立ち振る舞いに表れる
型はあとから従いてくる
「私が何者か」が大事
個性と自立の矛盾
「個性」を求められたら逃げろ
器をなくした日本人
仏教の器は柔軟性のある人格
パンじゃなくてご飯をください
「とはいっても」の病理
食べたければ、一人で食べろ
森の中の象のように一人歩め
第2章 空即是色は間違い?・・・・・・・・41
仏教は質問と答えで成り立つ
概念と観念の違い
小説とは体験すること
「空」は「実体がない」
サンスクリットの経本が間違っていた
経典が間違っているなんて言えない
学者なら経典だけを見てほしい
空即是色は間違い
竜樹は自分の失敗に気がついた
涅槃も輪廻も全部ない!
般若心経の真剣味
法華経は小説のように構成されている
横着者の革命者が禅宗を開いた?
瞑想は概念を取っ払う手段
空即是色は感情だった
十難無記はなぜ無記か
科学はじつはロマンチック
達磨さんはテーラワーダ?
ブッダは微妙に科学的
第三章 生命はみな対等・・・・・・・・103
やむを得ず概念の世界でやっている
本能を概念で増幅しても妄想する
猫のほうが概念がない?
植物も動物も人間も対等
人間は本当は強くない
植物は菩薩
人間の心が一番汚れている
生命体はみんな人間に似ている
草木国土悉皆成仏
第四章 もったいない!の勧め・・・・・・・・133
一神教に精神の自由はない
国民が納得できたら民主主義
癌で入院しても心は自由
権利のことを考えないのが理想
親の責任は自立させること
任せて信じても独り立ち
規律は目的が大事
「悪」は不幸になる行為
子供に真理を教える
「もったいない」の素晴らしさ
学道の者まず貧を学ぶべし
知足は第一の富なり
「汚い」は完全なフィクション
アーユルヴェーダは「命の学問」
第5章 よく死ぬための生き方・・・・・・・・183
満たされた死に方
瞑想で死を体験する
死ぬ練習をする文化
癌告知と人間の尊厳
死ぬのは唯一確実なこと
支えられて生きてきたことに感謝する
物質は八つで一セット
全ては展開し続ける
輪廻転生と「生まれ変わり」
生きることは捨てること
捨てるだけの境地
私は裸でフル装備
過去も将来も存在しない
「今ない不安はない」ということ
「いつやめてもいい」が本当の幸せ
目標は立てないほうがいい
海の向こうの戦争より今晩の献立
上記内容は本書刊行時のものです。