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魂とは何か
さて死んだのは誰なのか
四六判
255ページ
上製
定価
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2009年2月
- 書店発売日
- 2009年2月23日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2022年3月24日
重版情報
5刷 | 出来予定日: 2024-09-10 |
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紹介
その人はなぜその人なのか?〈魂〉と名付けた不思議な気配を、哲学が辿りついた感じる文体で語り出す。
旧版『魂を考える』(1999年、法藏館刊)を大幅増補改訂。『私とは何か』(講談社刊)『死とは何か』(毎日新聞社刊)と共に著者の思索を凝縮する。
目次
Ⅰ魂を考える
ポスト・オウムの〈魂〉のために
〈魂〉の考え方
〈魂〉の感じ方
〈魂〉の理解のしかた
少年Aとは何者か
脳死と「人の」死
〈魂〉のインフォームド・コンセント
六月の病室で
何が生きているのか
読者からの手紙
Ⅱその人を考える
埴谷雄高と大森荘蔵
大森荘蔵氏の印象
思索的想像力の形式について―埴谷雄高氏
般若豊さんのこと
情熱の形而上学―井筒俊彦氏
藤澤令夫氏のこと
哲学者・藤澤令夫さんを悼む
古い名前―中村元氏
新聞記者
普通のような普通でない人
いつもいつも一緒だった
犬の力ふたたび
Ⅲ魂を語る文体は
ある人がその人である、という問い
考える不思議、「常識」の不思議
古い言葉を想う
Ⅳ魂の〈私〉を生きてゆく
センチメント
天才の生き方について
あとがき(旧版『魂を考える』より)
初出一覧
池田晶子・略譜
池田晶子・著作一覧
版元から一言
池田晶子がここにいる―
「考える」ことの大切さを語り続けた文筆家・池田晶子さんは、2007年2月に没しました。
2009年春、残された未発表原稿と書籍未収録原稿を、著者の思索の柱となった3つのテーマで集成し、自らが記した墓碑銘を共通のサブタイトルとして3つの出版社より刊行します。
上記内容は本書刊行時のものです。