版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
嘘つきジュネ タハール・ベン・ジェルーン(著/文) - インスクリプト
..

嘘つきジュネ

四六判
286ページ
定価 2,800円+税
ISBN
9784900997691
Cコード
C0098
一般 単行本 外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年12月22日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2018-03-17 日本経済新聞  朝刊
評者: 鹿島田真希(作家)
2018-03-11 読売新聞  朝刊
評者: 鈴木幸一(インターネットイニシアティブ会長CEO)

目次

不意にかかってきたジュネからの電話。1974年5月5日午前、フェズに生まれたモロッコの新進作家、タハール・ベン・ジェルーンはジュネに呼びだされ、以降最晩年のジュネと、無比の関係を続けることになる。フランス人の人種主義、フランスの植民地主義を徹底して告発し、パレスチナに寄り添うジュネ。サルトル、フーコー、バルト、デリダ、ジャコメッティ、アブデルケビル・ハティビ、ゴイティソーロ、ボウルズ、……アブドッラー、ジャッキー、ムハンマド・エル・カタラーニー、そしてライラ・シャヒード。幾多の人物像を点綴しながら描かれる、ジュネ最晩年の時間。

本書は、『恋する虜』を書き継ぐジュネの最晩年を間近にまた距離を置いて併走した、ゴンクール賞作家・ゴンクール賞選考委員TBJによる、味わい深い回想録であり、エドマンド・ホワイト『ジュネ伝』を補完する貴重な証言を含むドキュメントであり、憤り、挑発し、消沈し、沈黙するジュネの声、「白く光り輝く」ジュネの声が全篇から立ちのぼる、出色の文学作品である。1979年11月11日付『ル・モンド』掲載のジュネとベン・ジェルーンの対話の既出削除版(『公然たる敵』所収)の完全版初収録。

著者プロフィール

タハール・ベン・ジェルーン  (タハール ベン ジェルーン)  (著/文

Tahar Ben Jelloun(タハール・ベン・ジェルーン)
1944年モロッコ,フェズに生まれる.詩人,小説家.1973年小説第一作Harroudaを刊行.1987年La Nuit sacrée(『聖なる夜』)でゴンクール賞.2008年よりAcadémie Goncourtの会員としてゴンクール賞の選考にも携わっている.
主な作品に,『気狂いモハ、賢人モハ』澤田直訳,現代企画室,『不在者の祈り』文学の冒険,石川清子訳,国書刊行会,『歓迎されない人々─フランスのアラブ人』高橋治男・相磯佳正訳,晶文社,『砂の子ども』,『聖なる夜』いずれも菊地有子訳,紀伊國屋書),『娘に語る人種差別』松葉祥一訳,青土社,『火によって』岡真理訳,以文社ほか.

上記内容は本書刊行時のものです。