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海へ還る 海洋散骨の手引き 村田ますみ(著/文) - 啓文社書房
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海へ還る 海洋散骨の手引き

発行:啓文社書房
四六判
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-89992-049-6
Cコード
C0030
一般 単行本 社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年6月
書店発売日
登録日
2018年3月28日
最終更新日
2018年9月6日
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紹介

「海への憧れ、黒潮とともに海へ還る」


終活の時代、様々な葬儀の形がありますが、
宇宙葬、樹木葬、海洋散骨が注目されています。
ところでこれらの葬儀は、その辺に遺骨を撒けば良いかというと、そうではありません。
それぞれ様々な規制があるのです。
宇宙葬はロケットが必要、樹木葬も墓地内でのみ、そして海洋散骨も海へ行けばよいかというとそうではありません。
本書は、地球の母である海での散骨のための総てが語られています。
法的、行政的、宗教的、そして実際に携わっている業者が、専門的知識を加え、海洋散骨の
総てを語ります。
広い海への散骨は、誰しもが一度は深く想うことではないでしょうか。
本書は、そんな方への何よりの贈り物であり、終活時代の必読書でもあります。

目次

まえがき
第一章 海洋散骨とは?
1、なぜ今、散骨が増えているのか?
2、「自然に還る」エコロジー思想
3、散骨の歴史
4、海洋散骨の流れとさまざまなプラン
5、粉骨について
6、雨の日は?船酔いは?出航当日に気をつけること
7、日本海洋散骨協会について
8、散骨をする人の心のよりどころ~グリーフという視点から
9、すべてを撒かずに一部を残す、手元供養という選択
10、メモリアルクルーズ─海へのお墓参り

第二章 宗教面からみた海洋散骨
1、日本人と海の葬送
2、仏式の海洋散骨

第三章 海洋散骨に関する法律
1、海洋散骨はグレーな行為?
2、海洋散骨は行政上も適法として扱われている
3、散骨は無制限に許されているわけはない
4、海洋散骨ガイドライン

第四章 海洋散骨と海事法規
1、海事法規概論
2、海事法規の存在意義
3、海事法規と海洋散骨
4、海洋散骨を実施する事業者を選ぶにあたり

第五章 墓じまいと海洋散骨
1、イエの消滅と、墓じまいの急増
2、デフレと葬儀の激変
3、お寺とつきあいたくない人が増えた理由
4、「きちんと供養している」という信念が大切
5、改葬許可証について
6、「墓じまい」に予想外の費用がかかる場合 ~土葬骨の扱い~
7、守ってきた墓を手離す代わりにすべきこと

第六章 海洋散骨体験談
1、遺言による海洋散骨 ~夫と同じ場所で眠りたい
2、思い出の海での散骨 ~家族旅行を兼ねて
3、ペットと一緒に海洋散骨 ~飼い主を守ってくれる忠犬と共に
4、墓じまいによる散骨 ~菩提寺の住職も乗船して
5、海外に在住している方の散骨 ~海はつながっているから

前書きなど

私たちは、どこから来て、どこへ行くのでしょう?人は死んだら、どうなるのでしょうか?小さな子どもに聞かれたら、どのように答えますか?
「お星さまになるのだよ。」
「三途の川を渡って、遠い遠いところに旅に出るのだよ。」
「神様のいるところ、仏様のいるところに行くのだよ。」
「また、生まれ変わって、新しい命になるのだよ。」

どれも、正解かもしれません。きっと、その人にとっての正解があるはずです。

ただ、ひとつだけ、確実なことがあります。それは、私たちがこの世を去っても、肉体は残るということです。そして、日本国内で亡くなるとしたら、ほぼ確実に、私たちの肉体は火葬され、最後は骨になります。

遺骨となった私たちは、どこへ行きましょうか?
ひとむかし前までは、お墓に入るのが、当たり前でした。しかし今、この国では、その選択肢は、当たり前ではなくなってきています。

本書を読めば、海洋散骨について、一通りの知識を得ることができ、誤解されていることや、ルールやマナーに違反するような施行を減らすことができると確信しています。本書が、海洋散骨について知りたい、理解を深めたいという方への一助になり、また、海洋散骨という葬送の素晴らしさを世の中に広めるひとつのきっかけとなれば幸いです。

上記内容は本書刊行時のものです。