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羽ばたいた駒鳥たち松竹ロビンス~1936-1952 個性派球団興亡史(野球雲10号)
- 出版社在庫情報
- 絶版
- 初版年月日
- 2017年12月
- 書店発売日
- 2017年12月15日
- 登録日
- 2017年8月2日
- 最終更新日
- 2023年11月24日
紹介
1936-1952 セ・リーグ初代王者の戦前・戦中・戦後プロ野球創成期からの老舗球団、1950年セ・リーグ初代覇者となりながら、1953年旧・大洋ホエールズと合併、既に存在しない球団「松竹ロビンス」。
名物オーナー田村駒、本拠地京都衣笠球場〈1949~51〉、和製ディマジオ小鶴誠、神主打法岩本義行、金山次郎らが並ぶ水爆打線、1リーグ時代の最多連敗記録16連敗、毎日オリオンズと対戦した初の日本シリーズ(1950)、そして、映画産業と野球...。17年間の球団の軌跡を辿りながら、エピソード豊かな球団の真実に迫る。
目次
特集 羽ばたいた駒鳥たち松竹ロビンス
田村駒治郎と禮子夫人の球団経営
職業野球にかけた企業たち 山際康之
田村駒・大橋松雄と安田財閥のお嬢さん
─松竹ロビンス誕生秘話 堤哲
野球と六代目尾上菊五郎 広尾晃
松竹ロビンス年代記
記録で見る1950年、松竹ロビンス セ・リーグ優勝
ロビンス選手列伝
もうひとつの朝日軍
─ロビンスにならなかったゴールドスター(金星)たち
松竹ロビンス二軍の歴史 松井正
松竹ロビンス記録の部屋 1936~1952
古本三振堂 野球書斎派のためのめくるめく書籍案内
地獄のグラウンドに芝生は生えるか?
『在日魂』と『甲子園の異邦人』
「球童」が送った、繊細な人生
トミー・ジョン手術の向こうに「野球の未来」が見える
連載
ビブリオのサイン孝現学
仙台野球史再発掘
「野球映画を観てみた」
野球と映画
「立教ミュージシャンのレジェンド」
他
版元から一言
『野球雲』消えた球団シリーズ第3弾は「松竹ロビンス」です。
16年という短い歴史で幕を閉じましたが、個性豊かな選手、オーナー、監督が在籍しました。
そして松竹ロビンスとしての個性のひとつに、田村駒治郎オーナーの存在が大きくあります。
プロ野球のオーナー列伝というものがあるなら、田村駒治郎の個性は永田雅一(大映スターズ、パ・リーグ総裁)オーナーと双璧でしょう。
今回の特集は、田村駒治郎オーナーとその周辺を軸に展開していきます。
上記内容は本書刊行時のものです。