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人生にかしがある
旅ゆけば…ドクター、折々の思索
- 初版年月日
- 2015年11月
- 書店発売日
- 2015年11月30日
- 登録日
- 2015年11月25日
- 最終更新日
- 2015年11月25日
紹介
沖縄のベテランドクターが綴ったエッセイ集。
宇宙、永遠、希望、命、死、災害、そして日常。人生の断片を鮮やかに切り取った諸考察は読み手の足下を照らす。
40代のはじめ『沖縄医報』への原稿依頼を皮切りに、28年間、折々に書き綴ったエッセイ25編。
『那覇医報』編集責任時代に掲載したコラム「チョット聞いたホントの話」も収録。
目次
日常診療のかたわ傍ら
起・承・転・結
命どぅ宝
続・命どぅ宝
一九四四年に生まれて
ヘマトクリット・ゼロ
わが旅―学会旅行へ
サン=テグジュペリと私
旅日記―天狗の住むといふ鞍馬の山へ
城めぐり ―私の好きな所
五感で旅をする
『宇宙の誕生と死』
映画「黄泉がえり」
「スロー・イズ・ビューティフル」
〝琉球〟はいずこ何処に在るか
問いかけてくるもの
「気の思想」―を ―見えない世界への旅のススメ―
「気の思想」―こそ ―気は感じる世界―
「気の思想」―も ―未曾有の大震災を経験して―
東日本大震災の被災地へ
わたしは何故イタリアに行ったのか、あるいは行けたか
人生にかしがある
ローマで考えたこと
続・ローマで考えたこと
イタリアで考えたこと(一)
イタリアで考えたこと(二)
フィレンツェで考え そのごのご (一)
フィレンツェで考え そのごのご (二)
「フィレンツェで考え そのごのご(二)」の執筆について、
および全面書き直しについて
フィレンツェで考え そのごのご (三)
おわりに
あとがき
前書きなど
初めて医師会報に載ったエッセイから二十八年が経ち、その後書き上げた随筆が貯まったためまとめてみたのが本書です。日常診療の傍ら執筆してきたものを編集のために読み返してみると、私の中にあるものが全く変わっていない部分があることに自分自身で驚きます。が、それは他人には通じることでもあるまい。個々人で考えは異なるということ以外にも、時代という波がそこに介在して変化が凄まじいことにも由来するからです。その意味で分りやすく、二つの視点、すなわち執筆する私と読者のこと、および昔に生きていた者と、今の時代に生きている者を可能なかぎり意識して、相互に理解が深まるように意を用いました。
具体的にはその当時(その時代)の雰囲気も残しておく必要から初出を尊重し、タイトルも掲載順もほぼ踏襲した。現在からみると全く異なってしまった部分や、必要な個所には現時点でのコメントを付け加えました。
小話(チョット聞いたホントの話)は、私が那覇医報の編集責任者であった時代に、本当に聞いた話を医報にその都度寄稿したものです。同時代を生きたものには同様の経験知があり、説明せずとも理解される暗黙知がありました。が、本書では本文の内容に即して配列を変えており、そのため実際の医報掲載時の年月とは大きく異なるところがあります。
医報掲載の年月や、執筆時年令も文章のあとに記しておきました。
上記内容は本書刊行時のものです。
