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増補改訂新版 食品ロスの経済学 小林 富雄(著) - 農林統計出版
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増補改訂新版 食品ロスの経済学

A5判
322ページ
並製
価格 3,000円+税
ISBN
978-4-89732-425-8
Cコード
C3033
専門 単行本 経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年5月
書店発売日
登録日
2020年5月1日
最終更新日
2020年6月22日
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紹介

◎食品ロスの削減からSDGsへ
大きく変容する食品ロスをめぐる情勢から、成立した食品リサイクル法、食品ロス削減法などの解説を施し、より社会的インパクトのある理論的フレームワークを提起。食品ロス発生の本質を経済学的に論究。現実問題として内容をアップデートし、さらにドギーバック、フードバンクへの活用などにも言及する。『改訂新版 食品ロスの経済学』の増補版。

目次

まえがき
第1章 本書の課題と分析の枠組み
 1.研究の背景
 2.食品ロスの定義と構成
 3.分析フレームワーク
第2章 世界の食品ロスと日本の課題
 1.日本の食品ロス
 2.世界の食品ロス
 3.経済成長と食品ロス
 4.先進国の食品ロスと日本の課題
第3章 期限表示による食品ロスの発生メカニズム
 1.課題と方法
 2.期限表示関連法の概要
 3.供給サイドの対応
 4.需要サイドの対応
 5.サプライチェーンにおける食品廃棄物発生状況
 6.食品表示による経済的メリット・デメリット
 7.小括
第4章 多店舗経営における品揃え戦略と食品ロス
 1.課題
 2.多店舗経営における食品販売の品揃え戦略
 3.ファーストフードフランチャイズチェーンにおける品揃え戦略と組織間関係
 4.食品ロス発生抑制の取り組みとフランチャイズチェーン
 5.小括
第5章 フードサプライチェーンにおける返品慣行と食品ロス発生の経済分析
 1.課題設定
 2.FSCにおけるOversupplyシミュレーション
 3.FSCにおける返品慣行の諸問題
 4.FSCにおける需給調整と食品ロス発生のメカニズム
 5.小括
第6章 コンビニエンス・ストアの出店と食品ロス発生の分析
 1.研究の背景
 2.コンビニエンス・ストアにおける食品ロス管理の仕組み
 3.ケーススタディ
 4.小括
第7章 外食産業における食品ロスマネジメントの分析
   -発生類型別にみたフードサプライチェーンの課題-
 1.課題と方法
 2.食材ロスの発生原理とその抑制
 3.調理くずの発生原理
 4.調理品ロスの発生原理とその抑制
 5.食べ残しの発生原理とその抑制
 6.小括
第8章 農畜産物SPAモデルにおける食品ロスマネジメントの実態
    -マーケティング論的アプローチによる養鶏ビジネスのケーススタディ-
 1.課題設定
 2.農畜産物の商品的特徴と分析方法
 3.ケーススタディ
 4.結論
第9章 食べ残しの持ち帰りにおけるリスクコミュニケーションの経済分析
 1.課題
 2.食中毒とドギーバックの現状
 3.外食事業者におけるドギーバックの実態
 4.NPO法人によるリスクコミュニケーション(
 5.小括
第10章 韓国における食べ残しに関する食品廃棄物制度の分析
 1.はじめに
 2.分析の方法と目的
 3.調査結果と分析
 4.結語:わが国への示唆
第11章 食品リサイクルにおける収益性と公的支援
    -魚腸骨処理事業における収集システムのケーススタディを通じて-
 1.課題
 2.魚腸骨処理の現状と収集システム
 3.ケーススタディ①
 4.ケーススタディ②
 5.小括
第12章 市民参加を通じた食品リサイクルの到達点 -名古屋市生ごみ堆肥化事業における可視化の意義-
 1.課題と方法
 2.コンポスタ配布期(1993~97年度
 3.地域主体期(1998~2000年度)(
 4.行政主体期(2001~08年度
 5.市民参加の将来展望
第13章 循環型フードシステムと食料問題の相互依存性-地方展開するフードバンク活動を事例として-
 1.循環型フードシステムにおける課題
 2.フードバンクの仕組みとリユース
 3.フードバンク活動と食料問題
 4.食品リユースと食料問題の相互依存性
第14章 フードバンク活動における食品ロスの再配分と流通機能
 1.課題と方法
 2.世界のフードバンク活動
 3.国内でのセカンドハーベスト名古屋の位置づけ
 4.フードバンク活動の流通機能
 5.2HNにおける取扱いアイテム数の拡充と課題
 6.海外のフードバンク
 7.小括
第15章 フードバンク活動による被災地支援と食料安全保障 
    -食品ロス発生制御ソーシャルビジネスとしての可能性-
 1.はじめに
 2.フードバンクの位置づけ
 3.フードバンクによる東日本大震災復興支援活動
 4.フードバンク活動の発展と課題
 5.小括
第16章 韓国フードバンク活動における贈与経済への展開
 1.フードバンクによる食品ロス削減の本質的課題
 2.贈与経済の定義と課題解決の方法
 3.韓国における食の過剰性とフードバンク誕生の背景
 4.韓国フードバンク活動の拡大
 5.寄付者の行動変化と贈与経済への展開
あとがき(総括)

著者プロフィール

小林 富雄  (コバヤシ トミオ)  (

1973年 富山県生まれ
2003年 名古屋大学大学院生命農学研究科博士後期課程修了
    生鮮食品商社,民間シンクタンクを経て,
2009年 中京学院大学中京短期大学部健康栄養学科准教授
2010年 ドギーバッグ普及委員会顧問
2015年 同理事長
2015年 名古屋市立大学大学院経済学研究科博士後期課程(短期履修コース)修了
2015年 愛知工業大学経営学部経営学科准教授
2017年 同教授
博士(農学)名古屋大学
博士(経済学)名古屋市立大学

主な業績

2003年「食品廃棄物と資源循環型社会」(共著)『食料経済』中央法規
2012年『飢餓と飽食のマーケティング』ブイツーソリューション
2015年『食品ロスの経済学』農林統計出版
2018年『フードバンク-世界と日本の困窮者支援と食品ロス対策-』明石書店, 小林富雄「第1章 世界の    食品ロス対策とフードバンクの多様性」(共著)
2019年『フードバンクの多様性とサプライチェーンの進化-食品寄付の海外動向と日本における課題-』筑    波書房(共編著)
2019年 Economics of Food Loss and Waste, Agriculture and Forestry Statistics       Publishing Inc. (電子版)

個人ホームページ「世界の食品サプライチェーン&食品ロス研究」
https://tomiontom.wixsite.com/foodsupplychain
ドギーバッグ普及委員会ホームページ
http://www.doggybag-japan.com/

上記内容は本書刊行時のものです。