版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
震災復興から俯瞰する農村計画学の未来 広田 純一(代表) - 農林統計出版
.

震災復興から俯瞰する農村計画学の未来

B5判
450ページ
並製
価格 4,400円+税
ISBN
978-4-89732-405-0
Cコード
C3061
専門 単行本 農林業
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年3月
書店発売日
登録日
2019年3月2日
最終更新日
2019年3月2日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

◎持続と連携の論理と仕組み
限界集落問題や地方崩壊の危機に直面する農山漁村エリアを襲った大震災、そしてそこからの復興。そのプロセスを俯瞰し、得た教訓や研究成果から、持続と連携をコンセプトに地域コミュニティ存続の力と意義を多角的に考察、農村計画学の方向性をも論理化する。

目次

序説 連携と持続に着目して-出版の経緯と着眼点:ルーラル・サステイナビリティの視座
Ⅰ部 農村計画試論
  第1章 震災復興と農村計画学研究
  第2章 設計科学論-設計科学と農村計画学の土台- 
  第3章 復興とソーシャルガバナンス 
  第4章 生態系減災論 
  第5章 平常時計画論から破局時計画論へ 
  第6章 拡大コミュニティ試論

Ⅱ部 認識論・実践論・計画論
 Ⅱ-1 津波被災の俯瞰・実態解明
  第7章 三陸沿岸漁村における明治・昭和・平成の大津波被災史 
  第8章 集落移動の歴史から事前復興へ 
  第9章 復興事業にみる復興過程と計画課題 
  第10章 大震災前後の津波被災漁業集落の実態変容 
  第11章 津波被災地を自然立地から読み解く 
  第12章 被災地コミュニティの持続性 
  第13章 津波被災集落における職住分離による「通い漁業」
 Ⅱ-2 津波被災の復興計画実践
  第14章 仮設住宅団地における自治会設立の支援手法-石巻市- 
  第15章 復興プロセスと復興会議の役割-大船渡市崎浜地区- 
  第16章 住民参加による復興まちづくりの展開とコミュニティ復興-宮城県-
  第17章 「記憶知」オーラルヒストリーを用いた高台移転支援-気仙沼市舞根地区- 
  第18章 被災地における自主防災活動と防災まちづくりへの展開-大槌町吉里吉里地区- 
  第19章 高台住宅地における「暮らしのデザイン」の試み-野田村城内地区- 
  第20章 高台移転における総合支援-大船渡市碁石地区-
 Ⅱ-3 原発災害被災地の実態解明と計画実践
  第21章 飯舘村避難者の帰村意向と世代間意識 
  第22章 飯舘村における除染限界と二地域居住シナリオ

Ⅲ部 まとめ:震災研究を通して見えてきた農村計画学の課題と展望
  第23章 研究会・シンポジウムの記録 
  第24章 座談会:震災復興から見た農村計画学の未来

編集後記

著者プロフィール

広田 純一  (ヒロタ ジュンイチ)  (代表

岩手大学農学部教授
東京大大学院博士課程修了(農学博士)。東京大学助手,岩手大学助教授を経て現職。
専門は農村計画・地域計画。
東日本大震災に際しては,地域コミュニティの再建支援を中心に,国・岩手県・市町村の復興構想・復興計画の策定等に関わる。内閣府東日本大震災復興構想会議検討部会委員,岩手県東日本大震災津波復興委員会総合企画専門委員会委員,国土交通省国土審議会国土管理専門委員会等。
著書に『農村計画学』(農業土木学会,2003),『生物多様性保全と環境政策』(北海道大学出版会,2006),『東日本大震災からの農林水産業と地域社会の復興』(養賢堂,2012)ほか。

山崎 寿一  (ヤマザキ ジュイチ)  (編著

神戸大学大学院工学研究科建築学専攻教授
神戸大学大学院博士課程単位修得退学,博士(工学)神戸大学。豊橋技術科学大学助手,大阪市立大学生活環境学科助教授,神戸大学建設学科助教授を経て,現職。
専門は生活環境計画,集落・地域計画。
日本建築学会農村計画委員長,農村建築研究会編集委員長。
1995年阪神淡路大震災,2007年能登半島地震の被災集落研究・震災復興研究で,2012年農村計画学会賞(論文),2015年日本建築学会賞(論文)を授賞。その他,1995年日本建築学会奨励賞(共同性の空間構造)他。1990年代には,日本建築学会農村計画委員会編『建築系農村計画の大系化レポ―ト』
(委員長 地井昭夫,1998年),『農村建築』特集;創成期の農村建築研究会,農村建築研究会設立50周年記念特集を責任編集。2000年代には日本建築学会農村計画部門の震災研究の編集委員を担当。
著書に『図説 集落-その空間と計画』(日本建築学会編)(都市文化社,1989),『都市と農村を結ぶ』(高山敏弘編著)(富民協会,1992),『復興集落の持続力とモデル性』(技報堂出版,2018)ほか

糸長 浩司  (イトナガ コウジ)  (編著

日本大学生物資源科学部特任教授
東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)。
専門は環境建築学・農村都市計画学。
NPO法人エコロジー・アーキスケープ理事長。中国都市計画学会顧問。飯舘村放射能エコロジー研究会共同世話人。国内外での環境建築、エコビレッジ、パーマカルチャーの実践的研究。東日本大震災による原発事故被災地の福島県飯舘村での継続的支援活動や,津波被災地の大船渡市碁石地区の復興支援活動。農村計画学会前大震災復興特別委員長,同副会長。
著書に「東日本大震災・復興の7光と影」(BIOCITY 75号)(ブックエンド,2018),『3.11後の建築・まち/われわれは明日どこに住むか』(彰国社,2011)ほか。

斎尾 直子  (サイオ サオコ)  (編著

東京工業大学 環境・社会理工学院 建築学系准教授
東京工業大学修了,博士(工学)。三菱総合研究所,東工大助手,筑波大学准教授,ルーヴァン・カソリック大学(ベルギー)客員研究員等を経て現職。
日本学術会議連携会員,農村計画学会理事・編集委員長,国土交通省社会資本整備審議会専門委員,文部科学省学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議委員,等。
専門は建築計画,都市・農村計画。
共著に『ラーバンデザイン 都市×農村のまちづくり』(技報堂出版,2007),『地域と大学の共創まちづくり』(学芸出版社,2008)ほか

一ノ瀬 友博  (イチノセ トモヒロ)  (編著

慶應義塾大学環境情報学部教授
東京大学大学院博士課程修了、博士(農学)。兵庫県立大学准教授、ウィーン工科大学客員研究員、ヴェネツィア大学客員教授、慶應義塾大学准教授などを経て、2012年4月より現職。
専門は緑地環境学。
日本学術会議連携会員、国土交通省国土審議会国土管理専門委員会委員、農村計画学会理事等。持続可能な農村地域の再生、日本におけるグリーンインフラストラクチャーのあり方について調査研究を行っている。
主な著作に, Green infrastructure in reconstruction after the 2011 earthquake and tsunami: a case study of historical change on Awaji Island in Japan. “Rethinking resilience, adaptation and transformation in a time of change” (W. Yan and W. Galloway eds.) (Springer International Publishing,2017),『 農村イノベーション-発展のための撤退の農村計画というアプローチ』(イマジン出版,2010)

原科 幸爾  (ハラシナ コウジ)  (編著

岩手大学農学部准教授
東京大大学院博士課程修了 博士(農学)。㈱荏原製作所(東京大学農学特定研究員),日本学術振興会特別研究員(PD),岩手大学講師を経て現職。
専門は緑地環境学,地域生態管理学。
東日本大震災に際しては,木質バイオマスを中心とした再エネ利用に関する研究に取り組む。現在は被災水田における営農再開支援の一環としてドローンによるイネの生育モニタリングも実施している。
主な著書として,Toward restructuring for sustainable regional ecosystems in the humid
tropics. “Sustainable Agriculture in Rural Indonesia”(Hayashi, Y., Manuwoto, S. and Hartono, S. eds.)(Gadjah Mada University Press,2003),「ランドスケープエコロジーと地域資源管理-インドネシア西ジャワ農村における生物資源循環-」,『フィールドワークからの国際協力』(荒木
徹也・井上真編)(昭和堂,2009),「生物多様性の喪失」,『メガシティ5 スプロール化するメガシ
ティ』(村松伸・村上暁信・林憲吾・栗原伸治編)(東京大学出版会,2017),「温熱環境とコミュニケーション」『メガシティ6 高密度化するメガシティ』(村松伸・岡部明子・林憲吾・雨宮和彦編)(東京大学出版会,2017)

栗田 英治  (クリタ ヒデハル)  (編著

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門 上級研究員
東京大学大学院新領域創成科学研究科修了(環境学博士)。農業工学研究所,農村振興局,農研機構本部,内閣府・政策統括官(科学技術イノベーション担当付)等を経て,現職。
専門はランドスケープ計画。
ランドスケープの視点から農地等の地域資源の保全・管理・整備を支援する研究に従事。農村計画学会奨励賞(論文)受賞,農村計画学会理事,農業農村整備事業における景観配慮技術指針検討のための検討委員会委員等。
主な著作として、『里山の環境学』(共著)(東京大学出版会,2001)ほか

上記内容は本書刊行時のものです。