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開発途上期日本の農村金融発展 万木 孝雄(著) - 農林統計出版
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開発途上期日本の農村金融発展 戦前の農村信用組合を中心として

A5判
204ページ
並製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-89732-404-3
Cコード
C3033
専門 単行本 経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年3月
書店発売日
登録日
2019年2月14日
最終更新日
2019年3月5日
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紹介

◎黎明期の農村信用組合のあゆみ
日本資本主義の黎明期に農村での金融発展へと導いた農村信用組合の歴史を詳らかにし、その発展要因と達成できなかった課題を明確にする。その上で農村信用組合に関する日本の経験を通して、途上国への含意を提示。各々の風土や文化に相応しい市場親和的政策の有効性を示す。

目次

はじめに
1章 戦前期日本の農村金融発展に関する課題の設定
  1-1節 問題意識/
  1-2節 各章における分析の視角
  1-3節 分析の対象と期間
 2章 農村信用組合の事業と経済的自立性
  2-1節 産業組合における農村信用組合の位置づけ
  2-2節 信用組合の経営と金融機関としての自立性
   1)出資金/2)借入金/3)貯金/4)貸付金/5)農村信用組合の経済的自立性
  2-3節 信用組合の制度的枠組み
   1)産業組合法にみる組合の自立性と政府の監督/2)信用組合の解散事例
 3章 農村貯蓄動員の進展
  3-1節 はじめに
  3-2節 分析のフレームワーク
  3-3節 所得要因による信用組合貯金
   1)時系列貯金増加を説明する所得要因/2)道府県別組合貯金残高を説明する所得要因
  3-4節 金融市場の形成と農村預貯金
   1)農村預貯金市場の概況/2)預貯金金利/3)取引費用/4)リスク/5)農村金融市場の浸透
 4章 農村信用組合の形成過程-インフォーマル金融組織から協同組合金融への転化-
  4-1節 課題の設定
  4-2節 分析の方法と結果
   1)講・無尽/2)貯蓄組織/3)報徳社/4)初期信用組合/5)農事組合・青年会/6)共同購   買組織/7)生糸製造販売組織/8)その他の販売組織
  4-3節 組織の転化に果たした政府の役割
 5章 農村信用組合の収支構造
  5-1節 はじめに
  5-2節 農村金融機関の経済的自立性
  5-3節 全国データから見た信用組合の収益性
  5-4節 個別組合の事例による収支構造の分析
  5-5節 信用組合の自立に果たした村落社会と市場・政府の役割

 6章 農業生産要素投入量の推移に関する再検証-フローとストックの差異に着目して-
  6-1節 はじめに
  6-2節 既存研究における推計方法の確認と本稿による分析方法
  6-3節 農業生産要素の推移に関する分析と考察
   1)農地/2)労働力/3)固定資本ストック
  6-4節 むすび
 7章 農村信用組合による貸付と農業生産
  7-1節 はじめに
  7-2節 研究サーベイ
  7-3節 道府県別農業の生産額および要素費用額に関する記述統計
  7-4節 農村信用組合の貸付に関するパネルデータ分析
  7-5節 分析結果の考察
  7-6節 むすび
 8章 農村信用組合の育成政策
  8-1節 はじめに
  8-2節 分析のフレームワーク
  8-3節 昭和恐慌期以前
  8-4節 昭和恐慌期以降
  8-5節 むすび
 終章
 引用文献一覧
 あとがき・謝辞
   

著者プロフィール

万木 孝雄  (ユルギ タカオ)  (

1962年 大阪市生まれ
1987年 東京大学 農学部 農業経済学科卒業
1989年 東京大学 農学系大学院 農業経済学専攻 修士課程修了
 同年 岩手大学 農学部 農学科 助手
1996年 三重大学 生物資源学部 助教授
2000年 東京大学 農学生命科学研究科 助教授(2007年に准教授へ名称変更)
現在に至る

上記内容は本書刊行時のものです。