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農村経済と伝統儀礼
サモアにおける生活維持システムの研究
発行:農林統計出版
A5判
並製
価格
2,600円+税
- 初版年月日
- 2018年5月
- 書店発売日
- 2018年5月18日
- 登録日
- 2018年4月11日
- 最終更新日
- 2018年5月18日
紹介
独自の「豊かさ」をもつサモアの村落社会は、固有の価値観や社会制度、慣習などによって形成されている。本書では、その「豊かな」生活基盤が、浸透する貨幣経済とグローバル化の下でどのように維持されているか、克明な現地調査から描き出す。
目次
第1章 本研究の目的と背景
1.研究の目的と意義
2.研究の視座
3.本書の構成とデータの収集
第2章 拡大家族(アインガ)と村落共同体の構造と機能
1.はじめに
2.サモア社会の基本構造
3.アインガ内における生活形態
4.アインガの構造と機能
5.村落共同体の構造と機能
6.小括
第3章 家計構造の特徴
1.家計構造の全体像
2.階層分布からみる家計構造の特徴
3.現金支出の割合
4.家計構造についての事例分析
5.小括
第4章 労働力移動と送金経済
1.はじめに
2.労働力移動と送金経済
3.調査事例にみる移住と送金
4.小括
第5章 儀礼の構造と機能
1.はじめに
2.事例1:ウポル島S1村における葬式(2010年6月)
3.事例2:サヴァイイ島V村における葬式(2010年8月)
4.事例3:サヴァイイ島I村における葬式(2011年7月)
5.事例4:サヴァイイ島F村における教会落成式(2012年3月)
6.小括
第6章 生活維持基盤の構築-アインガTの事例を中心に-
1.はじめに
2.アインガTの構成
3.アインガTにおける生存維持基盤
4.アインガTにおける社会生活基盤の維持
5.小括
第7章 まとめ
1.本書の内容の整理
2.まとめ
3.おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。