書店員向け情報 HELP
改訂新版 食品ロスの経済学
- 初版年月日
- 2018年3月
- 書店発売日
- 2018年3月5日
- 登録日
- 2018年2月2日
- 最終更新日
- 2023年2月16日
紹介
大きく変化する世界の食品ロスをめぐる情勢に鑑み、より社会的意義のある理論的フレームワークを提起する。食品ロス発生の本質を事後的な需給調整の問題と再定義し、加工食品の返品問題(3分の1ルール)やコンビニ出店過剰のケースを追加し経済学的に論究。さらにドギーバッグ、フードバンクの普及課程などをグローバルな政策を含め実証的に検証する。
目次
第1章 本書の課題と分析の枠組み
第2章 世界の食品ロスと日本の課題
第3章 期限表示による食品ロスの発生メカニズム
第4章 多店舗経営における品揃え戦略と食品ロス
第5章 フードサプライチェーンにおける返品慣行と食品ロス発生の経済分析
第6章 コンビニエンスストアの過剰出店と食品ロス発生の分析
第7章 外食産業における食品ロスマネジメントの分析
第8章 食べ残しの持ち帰りにおけるリスクコミュニケーションの経済分析
第9章 韓国における食べ残しに関する食品廃棄物制度の分析
第10章 食品リサイクルにおける収益性と公的支援
第11章 市民参加を通じた食品リサイクルの到達点
第12章 循環型フードシステムと食料問題の相互依存性
第13章 フードバンク活動における食品ロスの再分配と流通機能
第14章 フードバンク活動による被災地支援と食料安全保障
第15章 韓国フードバンク活動における贈与経済への展開
上記内容は本書刊行時のものです。