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〈土〉という精神
アメリカの環境倫理と農業
原書: The Spirit of the Soil
- 初版年月日
- 2017年7月
- 書店発売日
- 2017年7月24日
- 登録日
- 2017年6月15日
- 最終更新日
- 2017年8月22日
書評掲載情報
| 2017-10-15 |
読売新聞
朝刊 評者: 納富信留(東京大学教授、ギリシャ哲学研究者) |
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紹介
生産至上主義、スチュワードシップ、経済学、全体論という4つの規範から哲学的アプローチを行い、環境における農業の重要性を問い直す。さらには産業思想による農業の支配への警鐘へと導く〈農〉の思想の確立を、環境哲学の立場から主張する環境倫理学の導きの書。
目次
序文
日本語版序文
第1章 土壌の倫理
農業と環境倫理学 /哲学者は農業から何を学べるか? / 農業は環境倫理学から何を学べるか? / いくつかの但し書き / 〈土〉という精神
第2章 農業に対する環境批評家の批判
農業への批判者たち /農薬への批判 /農業バイオテクノロジーへの批判 /環境倫理学=農業への批 判? /探究の導き手――レオポルドとシューマッハー
第3章 生産至上主義者のパラダイム
生産至上主義の問題 /生産至上主義の基礎 / 勤勉さという美徳 / 恩寵という教義 / 楽園の神 話 /生産至上主義と産業化された農業 /生産至上主義者の新しいパラダイム /美徳、産業、生産性
第4章 農者のスチュワードシップと良き農民
農者のスチュワードシップ /ウェンデル・ベリーによる農者のスチュワードシップの解釈 /農業的ス チュワードシップの諸問題 /スチュワードシップと環境倫理学
第5章 食べ物の本当のコストを計算する
実証経済学と環境影響 /実証経済学にともなう諸問題 /経済倫理と効率性にもとづく議論 /効率性 への反証事例 /経済外部性と食べ物の本当のコスト /経済外部性と〈大いなる経済〉
第6章 全体論的な代替案
全体論の諸様態 / アラン・セイボリー / ウェス・ジャクソン / ベアード・キャリコット /還 元主義に抗して /代替システムの概念 /全体論的な代替案――うまくいくのか?
第7章 持続可能な農業
システム記述概念としての持続可能性 /目的記述概念としての持続可能性 / 付加価値としての持続 可能性 / 内在的価値としての持続可能性 /持続可能な食糧システムのための格言集 /持続可能性 と約束された幸福
訳者あとがき
参考文献
人名索引
事項索引
上記内容は本書刊行時のものです。
