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遺伝子組換え作物をめぐる「共存」
EUにおける政策と言説
発行:農林統計出版
A5判
320ページ
並製
価格
3,500円+税
- 初版年月日
- 2017年7月
- 書店発売日
- 2017年7月17日
- 登録日
- 2017年6月15日
- 最終更新日
- 2017年8月8日
紹介
遺伝子組換え作物の栽培拡大が進むなか、非組換え作物との共存政策を打ち出したEUは、どのようなアイデアをもとに、どのような言説でその政策を組み立てたのか。綿密な現地調査等をふまえ、社会学的分析手法をも駆使し、「共存」政策の現実をトレースする。
目次
第1章 EUにおける「共存」問題:本書のアプローチ
第Ⅰ部 EUにおけるGMO政策の展開と共存政策
第2章 EUにおけるGMO政策の登場:1980年代から2001年まで
第3章 欧州委員会による共存ガイドラインの提起
第4章 共存をめぐる研究とその成果
第Ⅱ部 各国における共存政策の策定とその経過
第5章 EU加盟国における全般的状況
第6章 デンマーク:欧州初となる共存政策の制定
第7章 ポルトガル:民間事業者が大きな役割を果たす共存政策
第8章 オランダ:栽培に慎重なGM飼料依存国
第9章 ドイツ:緑の党による厳しい共存ルール
第10章 フランス:農業大国の苦悩
第11章 その他の諸国:スペイン、イギリス、オーストリア等
第12章 欧州委員会の方針転換:2010年提案とその帰結
終 章 「共存」をめぐる政策形成スタイルと言説
上記内容は本書刊行時のものです。