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鯨塚からみえてくる日本人の心 5
鯨の記憶をたどって東北・北海道へ
発行:農林統計出版
四六判
264ページ
価格
2,800円+税
- 初版年月日
- 2016年11月
- 書店発売日
- 2016年11月25日
- 登録日
- 2016年11月14日
- 最終更新日
- 2016年12月8日
紹介
鯨の長大な回遊を追って、鯨塚をめぐる巡礼の旅も、豊後水道海域から西海域、丹後・北陸、南海域へと続き、東北・北海道へとたどり着いた。鯨にまつわる有形・無形の記憶から、伝統的な地域文化を探り、残された史跡・伝承から日本人が有する高い精神性を垣間み、その根本を探る、鯨塚を中心とした鯨文化の学術的ルポルタージュ。
目次
第1章 東北地方南三陸海岸の鯨塚と海の恵み-黒潮と親潮のぶつかる豊穣の海―
1 宮城県石巻市鮎川の捕鯨と鯨塚とホエールランド
2 宮城県気仙沼市唐桑の鯨塚と古代文字とイルカ漁
3 岩手県陸前高田市広田の鯨塚・鯨観音と大船渡市三陸町のシャチに追われた鮪絵馬
4 南三陸海岸みちのくの旅から古代日本の謎を探る
第2章 「鯨のまち」鮎川から小説をつくる
1 名砲手の死
2 豊穣の海
3 鯨を追う
4 生活が壊れる
5 権力との戦い
6 みえざる神の手
第3章 北海道における捕鯨と鯨文化
1 釧路沿岸域の捕鯨と東釧路縄文遺跡のイルカ塚?
2 白糠のアイヌ文化・フンベ祭とオホーツク文化
3 函館の捕鯨・鯨塚と噴火湾アイヌ捕鯨と津軽海峡対岸の青森市三内丸山遺跡
4 最北の北海道の旅から何がみえてきたか
上記内容は本書刊行時のものです。