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農業・農村における社会貢献型事業論
発行:農林統計出版
A5判
196ページ
並製
価格
2,250円+税
- 初版年月日
- 2016年8月
- 書店発売日
- 2016年8月30日
- 登録日
- 2016年8月6日
- 最終更新日
- 2016年9月3日
紹介
経済合理性追求の下、地域社会の維持に必要な社会サービス等が縮小・停止されつつある。そうした機能を自助的に代替し補完する事業が地域内で取り組まれるようになった。本書では、農業に関連して取り組まれている社会貢献型事業を対象に、その理論構築と事例を通した発展の方向を検討する。
目次
序 章 「農業・農村における社会貢献型事業論」の背景と意義
第Ⅰ部 理論編
第1章 農業・農村における社会貢献型事業の基本概念とその特質
第2章 社会貢献型事業組織の経営形態
第3章 社会貢献型事業の展開論理―集落営農組織を対象として―
第4章 社会貢献型事業組織の管理―協同組合を対象として―
第5章 社会貢献型事業の政治経済学的背景―新自由主義の歴史的展開に着目して―
第Ⅱ部 事例編
第1章 社会貢献型事業における経営形態と組織管理の補完関係
第2章 社会サービスを供給する集落営農
第3章 生協による社会貢献型事業―福井県民生協の移動販売事業―
第4章 農協による社会貢献型事業―愛媛県今治市「さいさいきて屋」による買い物弱者支援と食農教育
第5章 農村のコミュニティ再編における社会貢献型事業の意義―高知県四万十川流域を事例として―
第6章 米国における社会貢献型事業―家族経営農場による再生可能エネルギープロジェクトを例として―
第7章 社会貢献型事業としてのフードハブ:グラスポッパーディストリビューション(ケンタッキー州)
上記内容は本書刊行時のものです。