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商品化する日本の農村空間
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年2月
- 書店発売日
- 2013年2月15日
- 登録日
- 2013年1月11日
- 最終更新日
- 2015年9月7日
紹介
「商品化する農村空間」とは、生産空間という性格が相対的に低下し、消費空間という性格が強くなってきている現代の農村地域を捉え直す概念。本書は、グリーンツーリズム、農家民宿、市民農園、直売所など地域の多様な取り組みから、日本の農村空間の性格と構造を析出する。
目次
第1章 序論:商品化する日本の農村空間
第1部 農村空間の商品化の諸類型と地域差
第2章農水産物の供給
第3章 レクリエーション・観光 ―ルーラル・ツーリズムの展開―
第4章 都市住民の農村居住
第5章 景観・環境の維持と社会・文化の評価
第6章 農村空間の商品化からみた日本の地域差
第2部 商品化する日本の農村空間の諸相
第7章 北海道羅臼町・標津町における漁村空間の商品化とその地域性
第8章 阿武隈高地における農商工連携による地域活性化
第9章 横浜市青葉区寺家地区におけるルーラリティの商品化
第10章 茨城県笠間市クラインガルテンにみるルーラリティの商品化
第11章 砺波平野におけるプルリアクティヴィティの展開と土地利用変化
第12章 長野盆地における果樹によるアグリ・ツーリズムの変容
第13章 静岡市の石垣イチゴ地域にみる農村空間の商品化
第14章 兵庫県佐用町南光地区の景観形成作物によるルーラリティの創造
第15章 京都府旧美山町芦生地区における農村空間の商品化
第16章 島根県江津市における空き家の利活用による中山間地域の維持・再生
第17章 半農半漁村地域における農村空間の商品化
第18章 長崎における文化遺産観光と農村空間の商品化
第19章 沖縄の読谷山花織による地域振興
第3部 農村空間の商品化の意義と背景
第20章 都市農村関係からみた農村空間の商品化の意義
第21章 農村空間の商品化における内発性
第22章 農村空間の商品化の社会経済的背景
第23章 農村空間の商品化の文化的背景
第24章 結論:商品化する日本の農村空間の特徴
上記内容は本書刊行時のものです。