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出版者情報
あだ名で読む中世史 : ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる
発行:八坂書房
B6判
縦190mm
292ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2018-1-25
- 登録日
- 2018年2月26日
- 最終更新日
- 2018年2月26日
紹介
西欧中世の王侯はなぜ、「あだ名」とともに呼ばれることが多いのだろう?謎に満ちた「あだ名文化」の実態とその背景を、史料に拠りつつ鮮やかに解き明かし、命名や家門にまつわる疑問の数々に光をあてる。巻末に"中世ヨーロッパ王侯「あだ名」リスト"併録。
目次
ヨーロッパ中世の人びとの名前をめぐる疑問
第1章 ヨーロッパ中世はあだ名の宝庫
第2章 「カール・マルテル」の謎-「あだ名文化」の諸相(一)
第3章 ピピンはいつから短躯王と呼ばれたか-「あだ名文化」の諸相(二)
第4章 姓の誕生-ヨーロッパの「家名」をさかのぼる
第5章 中世の命名方法とその背後にあるもの-「あだ名文化」の背景を探る(一)
第6章 中世貴族の家門意識はいかにして形成されたか-「あだ名文化」の背景を探る(二)
第7章 混迷の「ユーグ・カペー」-「あだ名文化」の諸相(三)
上記内容は本書刊行時のものです。