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単独者のあくび : 尾形亀之助
発行:木犀社
縦200mm
452ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年6月
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2016年10月18日
書評掲載情報
2022-08-06 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 栗原康(アナキズム研究) |
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紹介
中原中也、吉田一穂に並ぶ「絶対詩人」尾形亀之助。どこへも追随しない男は、寝ころぶしかない。寝ころんだまま動かず、ひとり存在の虚ろに耐え、全身で社会と向き合い、ひたひたと歩みよる戦争に抗して、みずから食を絶ち、ひっそりと生を終えた。
目次
非在の海 亀之助の少年時代
未来派美術協会 画家亀之助の出発
「マヴォ」画家亀之助の消滅
第一詩集『色ガラスの街』
「恋愛後記」或る少女の幻影
『月曜』「全詩人聯合」夢の残骸
第二詩集『雨になる朝』
詩人・芳本優 同棲
第三詩集『障子のある家』
「明滅」宮沢賢治と尾形亀之助
「大キナ戦」四十二歳という晩年
「形のない国」亀之助、それから
上記内容は本書刊行時のものです。