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知って楽しいカモ学講座 嶋田 哲郎(著/文) - 緑書房
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知って楽しいカモ学講座 (シッテタノシイカモガクコウザ) カモ、ガン、ハクチョウのせかい (カモガンハクチョウノセカイ)

自然科学
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発行:緑書房
B6判
288ページ
定価 1,900円+税
ISBN
978-4-89531-762-7   COPY
ISBN 13
9784895317627   COPY
ISBN 10h
4-89531-762-5   COPY
ISBN 10
4895317625   COPY
出版者記号
89531   COPY
Cコード
C0045  
0:一般 0:単行本 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年10月
書店発売日
登録日
2021年8月20日
最終更新日
2021年9月15日
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書評掲載情報

2021-10-30 毎日新聞  朝刊
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紹介

野鳥観察において、冬の水鳥の主役ともいえるガンカモ類(ガン・カモ・ハクチョウ類)。
ガンカモ類の一大飛来地、宮城県の伊豆沼・内沼で、
30年間、観察・調査・研究を続けてきた「ガンカモ博士」が、
それぞれに個性的なガンカモ類の生態、渡り、保全に関する情報までわかりやすく解説。

【本書のポイント】
●30年間ガンカモ類を調査・研究してきた著者が、その生態と魅力を愛情たっぷりに紹介。
●冒頭の口絵には、カモ類、ガン類、ハクチョウ類に分けて多くのカラー写真を掲載し、それぞれを識別するためのワンポイントアドバイスも付記。
●最新の研究により、明らかになってきた渡りの移動経路などの情報をわかりやすく解説。
●フィールドでガンカモ類を長年見守ってきた著者だからこそ語れるエピソードを、貴重な写真とともに掲載。
●「氷の上でハクチョウは足が冷たくないの?」「オシドリは本当に夫婦円満?」「アヒルって何モノ?」など、ガンカモ類にまつわる面白雑学を多数紹介。
●気候変動や人のライフスタイルの変化とガンカモ類の生態との関係や、ガンカモ類の生息環境を保全する活動についても紹介。
●ガンカモ博士直伝の鳥のカウント法、鳥たちの行動調査のコツを公開。知れば観察がもっと楽しくなる!

目次

本書に登場するガンカモたち(口絵)
第1章 ガンカモ類とは
第2章 ガンカモ類に特徴的な形態と一年の暮らし
第3章 ガンカモ類の渡り
第4章 繁殖地での暮らし
第5章 越冬地での暮らし
第6章 環境変化の指標としてのガンカモ類
第7章 ガンカモ類の保全
第8章 モニタリングの実際
おまけ ガンカモ類を調べてみよう!
もっとよく知りたい方へ (参考文献)

著者プロフィール

嶋田 哲郎  (シマダ テツオ)  (著/文

【著者】嶋田 哲郎
(公財)宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 研究室長
1969年東京都生まれ。1992年東京農工大学農学部環境保護学科卒業、1994年東邦大学大学院理学研究科修士課程修了。1994年宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団研究員に着任。2006年マガンの越冬戦略と保全をテーマに、論文博士として岩手大学より博士(農学)号を取得。2020年より現職。専門は鳥類生態学、保全生態学。ガンカモ類を中心とした水鳥類の生態研究のほか、オオクチバス駆除や水生植物の復元など沼の保全、講話や研修会、自然観察会など自然保護思想の普及啓発に取り組む。2013年愛鳥週間野生生物保護功労者日本鳥類保護連盟会長褒状受賞。著書に「ハクチョウ 水べに生きる」(小峰書店)、「鳥の渡り生態学」(分担執筆、東京大学出版会)など。

森本 元  (モリモト ゲン)  (監修

【監修者】森本 元
(公財)山階鳥類研究所 研究員、東邦大学 客員准教授 他
1975年新潟県生まれ。東邦大学大学院理学研究科修士課程を経て、2007年立教大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。立教大学博士研究員、国立科学博物館支援研究員などを経て、2012年に山階鳥類研究所へ着任し2015年より現職。専門分野は、生態学、行動生態学、鳥類学、羽毛学など。鳥類の色彩や羽毛構造の研究、山地性鳥類・都市鳥の研究、バイオミメティクス研究、鳥類の渡りに関する研究を主なテーマとしている。著書に『フクロウ大図鑑』『世界の渡り鳥大図鑑』(いずれも監訳、緑書房)、『ツバメのひみつ』『ツバメのせかい』(いずれも監修、緑書房)、『鱗の博物誌』(分担執筆、グラフィック社)、『遺伝子から解き明かす 鳥の不思議な世界』(分担執筆、一色出版)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。