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黄色いハンカチは揺れている
3・11三陸ノート 五年の伝言
A5判
縦210mm
横149mm
厚さ13mm
重さ 346g
192ページ
価格
1,800円+税
- ISBN
- 978-4-89492-206-8
- Cコード
-
C0036
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一般 単行本 社会
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年5月
- 書店発売日
- 2016年5月2日
- 登録日
- 2016年6月20日
- 最終更新日
- 2016年6月20日
目次
〈目次〉
序章 汀
第一章 てんでんこ
第二章 黒いランドセル
第三章 奇跡と悲劇の間で
第四章 わだかまり
第五章 艦砲射撃の記憶
第六章 海を渡り、峠を越えて
第七章 海音
終 章 黄色いハンカチ(あとがきにかえて)
前書きなど
つながれ「黄色いハンカチ」のように
風化という強い風に抗いながら、
色褪せ、きれぎれとなっても、
なお津波被災地を象徴するように揺れている
親たちにも、最悪の状況の時には、「自分を置いて逃げろ」と厳しく教えられてきました。
「どっちかが危ない時には年上を捨てろ」って。
自分の子どもにも、万が一の際には「俺を捨てて、生き延びろ」って。
『てんでんこ』はある意味、残酷で厳しい言い伝えなんです。
上記内容は本書刊行時のものです。