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自然保護をめぐる文化の政治 : ブータン牧畜民の生活・信仰・環境政策
発行:風響社
縦210mm
57ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2009年11月
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2016年10月18日
紹介
生態環境に寄り添って暮らしてきたブータン牧畜民。しかし、「環境にやさしい」政策がそのエコな暮らしを脅かすという矛盾を生んでいる。環境とやさしさはどうしたら共存できるのか-。
目次
「環境にやさしい我々」という自画像をめぐって
第1部 森林政策における「環境主義」の起源(開発導入期の森林開発(1950年代~)
ディープエコロジーの思想潮流と仏教の接合(1987年~)
「伝統維持=環境保護」イデオロギーの形成(1990年~)
グローバルな価値のなかで生きる(1992年~)
環境保護を制度化する(1995年~))
第2部 自然環境保護とはなにか-国立公園における環境政策と牧畜民(ブータンの国立公園
「森林」定義の変遷
畜牛保有と家畜飼育形態
自然環境保護への「脅威」としての森林放牧
森林放牧と牛の屠殺をめぐる文化の政治)
上記内容は本書刊行時のものです。