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日本語語用論フォーラム 3
発行:ひつじ書房
A5判
308ページ
定価
5,000円+税
- 初版年月日
- 2020年3月30日
- 書店発売日
- 2020年4月13日
- 登録日
- 2020年3月19日
- 最終更新日
- 2020年4月8日
紹介
日本語研究と語用論研究が通い合う広場(フォーラム)となることを目指して編まれたシリーズの第3巻。いま語用論の研究は、多様な領域と接触しながら、新たな研究テーマと成果が生み出され、熱く活性化されている。本書は、各領域の第一線で活躍する研究者や新進気鋭の研究者による、これからの語用論の研究にとって重要な論考を集めた論文集となっている。
執筆者:井本亮、大津友美、荻野千砂子、後藤リサ、滝浦真人、鍋島弘治朗、平田未季、堀内ふみ野、山岡政紀
目次
『日本語語用論フォーラム』刊行にあたって
まえがき
メタファーに「隠されたもの」といわゆるシミリ
――メタファーと語用論の関わり
鍋島弘治朗
日本語疑問表現の会話における発話役割
――発話機能論からの考察
山岡政紀
「ポライトネスの原理・原則」と日本語ベネファクティブの敬意漸減
滝浦真人
近世前期の授与動詞の諸相
――トラス、アゲルを中心に
荻野千砂子
形容詞連用修飾の未確定性をどう捉えるか
――文の成分の語用論
井本亮
日本語第一言語話者は第二言語話者の質問にどう応えるか
――大学キャンパスで行われた友人同士の雑談の分析
大津友美
「~{の/ないの}ですか」の命題態度と極性の偏り
後藤リサ
直示的なやりとりにおける間主観化のプロセスについて
平田未季
「その焼豚がまたおいしいんだけどさ」
――「また」の属性累加用法の談話文法的分析
堀内ふみ野
上記内容は本書刊行時のものです。