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「ゲノム編集作物」を話し合う 三上 直之(著/文) - ひつじ書房
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「ゲノム編集作物」を話し合う (ゲノムヘンシュウサクモツヲハナシアウ)

自然科学
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発行:ひつじ書房
A5判
128ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-89476-981-6   COPY
ISBN 13
9784894769816   COPY
ISBN 10h
4-89476-981-6   COPY
ISBN 10
4894769816   COPY
出版者記号
89476   COPY
Cコード
C1061  
1:教養 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年3月20日
書店発売日
登録日
2019年6月6日
最終更新日
2019年6月6日
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紹介

生物の遺伝子を自在に改変できるゲノム編集技術が農作物の品種改良にも導入されつつある。ゲノム編集作物は農業や自然環境、人の健康への光明か、脅威か。遺伝子組換え作物との違いは何か。栽培や流通にルールを設けるべきか。先端科学技術と生活との接点で生じるこうした疑問や論点について、専門家任せにせず市民が話し合い、考えていく可能性を探る。ゲノム編集技術の社会的意味や、科学技術に関する市民の参加と熟議に関心を持つ人に読んでほしい。

目次

はじめに

1.ゲノム編集作物と市民の視点の重要性
 ゲノム編集作物とは何か
 遺伝子組換えと同じなの、違うの?
 消費者はどう認識しているのか?
 市民の役割とは?

2.グループディスカッションの設計
 参加型テクノロジーアセスメントと市民パネル
 市民パネル型会議のポイント
 今回のグループディスカッションの狙いと設計

3. 消費者からみた可能性とリスク 話し合いの分析(1)
 参加の動機
 ゲノム編集作物に対する不安・懸念
 ゲノム編集作物のメリットについて
 消費者の選択
 企業や研究機関に求めること
 消費者の反応を読み解くポイント

4. 規制や食品表示に対する議論 話し合いの分析(2)
 規制の必要性とその根拠
 規制の内容
  コラム  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)によるフォーカスグループ・インタビュー
 北海道独自の規制に対する賛意
 その他の意見
 ガバナンスにおいて考慮されるべき観点

5.討論後の意見と規制のあり方への視座
 参加者アンケートの結果
 国内における規制の検討状況
 結論と残された課題

参考文献
あとがき
付録:ゲノム編集作物に関するグループディスカッション情報資料

著者プロフィール

三上 直之  (ミカミ ナオユキ)  (著/文

北海道大学高等教育推進機構准教授 [専門領域]環境社会学、科学技術社会論

立川 雅司  (タチカワ マサシ)  (著/文

名古屋大学大学院環境学研究科教授 [専門領域]社会学、科学技術社会論

上記内容は本書刊行時のものです。