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フィクションの機構 中村 三春(著) - ひつじ書房
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フィクションの機構 (フィクション ノ キコウ) 巻次:2

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発行:ひつじ書房
縦200mm
412ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-89476-746-1   COPY
ISBN 13
9784894767461   COPY
ISBN 10h
4-89476-746-5   COPY
ISBN 10
4894767465   COPY
出版者記号
89476   COPY
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2015年2月
登録日
2016年9月9日
最終更新日
2016年9月9日
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紹介

言語は根元的に虚構であり、文芸の虚構はその延長線上に実現される。この根元的虚構論の立場から、「嘘と虚構のあいだ」「近代小説と自由間接表現」「第二次テクストと翻訳」「カルチュラル・スタディーズとの節合」「認知文芸学の星座的構想」「無限の解釈過程と映像の虚構論」「故郷・異郷・虚構」など未解決の課題に答え、横光利一・太宰治・村上春樹の小説、安西冬衛・谷川俊太郎・松浦寿輝の詩、今井正の映画について論じる。

目次

根元的虚構論と文学理論
第1部 フィクションの諸相-根元的虚構論から(嘘と虚構のあいだ-言語行為と根元的虚構
虚構論と文体論-近代小説と自由間接表現
物語 第二次テクスト翻訳-村上春樹の英訳短編小説
表象テクストと断片性-カルチュラル・スタディーズとの節合
認知文芸学の星座的構想-関連性理論からメンタルスペース理論まで
"無限の解釈過程"から映像の虚構論へ-記号学と虚構
故郷 異郷 虚構-「故郷を失つた文学」の問題)
第2部 フィクションの展開-詩・小説・映画(安西冬衛-『渇ける神』の可能世界
横光利一-非構築の構築『上海』
太宰治-第二次テクスト『新ハムレット』
谷川俊太郎-テクストと百科事典
村上春樹-"危機"の作家
松浦寿輝-詩のメタフィクション
今井正-『また遭う日まで』のメロドラマ原理)

上記内容は本書刊行時のものです。