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英語コーパス研究シリーズ
巻次:第1巻
コーパスと英語研究
完結
- 初版年月日
- 2019年10月2日
- 書店発売日
- 2019年10月9日
- 登録日
- 2019年9月18日
- 最終更新日
- 2019年10月4日
紹介
英語コーパス学会20周年を記念した網羅的なコーパス研究シリーズ「英語コーパス研究」第1巻。本巻は日本における英語コーパス研究の始まりと現状についての詳細な資料に基づいた分析と「私のコーパス利用」において様々な英語研究の方法を提示した論考からなっている。英語コーパス研究の過去・現在・未来について概観することができる。シリーズ総索引付。
執筆者:赤野一郎、新井洋一、石川保茂、井上永幸、岡田毅、小島ますみ、齊藤俊雄、椎名美智、園田勝英、高橋薫、滝沢直宏、投野由紀夫、中村純作、野口ジュディ、深谷輝彦、堀正広、山﨑俊次
目次
『英語コーパス研究シリーズ』(全7巻)刊行のことば
I コーパスと英語研究概観
中村純作・堀正広・赤野一郎
1. はじめに
2. コーパス言語学の歴史
3. コーパス言語学と英語研究
II 日本におけるコーパス言語学の受容と発展
英語コーパス学会草創期を中心にして
齊藤俊雄
1. はじめに
2. 日本のコンピュータ利用研究の立ち遅れ
3. 書誌から見たコーパス言語学の発展
4. 書誌から見える日本におけるコーパス言語学の状況 JAECSの場合
5. JAECS 発足以前の日本の英語コーパス言語学
III 私のコーパス利用
コーパスが与えてくれたもの
投野由紀夫
第二言語学習者のライティング研究資料としてのコーパス利用
小島ますみ
CALL/MALL 用語彙習得アプリケーションの開発
石川保茂
コーパスで発見!
野口ジュディー
語法研究と辞書編纂のためのコーパス利用
赤野一郎
単なる用例集ではなく代表性を有した分析対象としてのコーパス
井上永幸
語法・文法・構文・表現研究のためのコーパス利用
滝沢直宏
理論に求める切り口
深谷輝彦
ニュージーランド英語におけるマオリ語の影響
山﨑俊次
3つの柱「テクストの読み、言語理論、コーパスの利用」
堀正広
歴史社会語用論研究におけるコーパス利用の一例 どんなコーパスを作り、どのように使っているのか?
椎名美智
オンライン版英英辞書とコーパス分析 形容詞prone の語義定義と補部構造を例に
新井洋一
英語コーパスと私
岡田毅
LOB Corpus からBNC へと移行した語彙分析の成果について
高橋薫
XML 文書としてのBNC
園田勝英
『英語コーパス研究シリーズ』総索引
執筆者紹介
上記内容は本書刊行時のものです。